
毎回ご好評いただいているセルフ・コンパッション入門講座。
たくさんのご要望をいただき今回は平日夜の開催です!
近年マインドフルネスに並んで、ビジネスパーソンの間でも注目が高まっている「セルフ・コンパッション」。日本では比較的最近広まり始めた言葉・概念ですが、米国では20年以上前から研究が進んでおり、多数の論文で効果が実証されています。
この力を高めることで、困難な状況の下でも前向きに人生を捉え、自分らしく生きてゆくことができるようになると言われています。
本講座では、米国CMSC(Center for Mindful Self-compassion)の正式なトレーニングを受けた講師から
「そもそもセルフ・コンパッションとは何なのか?」
「どんなふうに日常に活かせるのか?」
といった内容を、初心者にもわかりやすく解説しながら「ホンモノの自己肯定感を育む方法」をお伝えします。
■講師:金田絵美
■スケジュール
※ 全2回のクラスになります。
DAY1:2月 5日(水) 19:00〜20:40(100分)
DAY2:2月19日(水) 19:00〜20:40(100分)
■開催方法:オンライン(Zoom)
■最大定員:最大22名(最少遂行人数 8名)
■参加費:
両日参加…13,200円(税込)
DAY1(2/5)のみ参加…7,700円(税込)
※ご受講が初めての方は、DAY2のみの参加は受け付けておりません。
※各種割引もございますので、ページ下部をご確認ください。
■お支払い方法:
MELONオンライン会員の方・・・ご登録のクレジットカードからの引き落としとなります。
MELONオンラインの会員ではない方・・・メールでクレジットカード払い用のURLをお送りいたします。
■お申し込み方法:
セルフ・コンパッション講座専用申込フォームより、必要事項をご入力の上お申込みをお願いいたします。
競争社会の中で周りと比べて焦ったり、「できないのは自分の頑張りが足りないからだ」そんなふうに自分を責めたりしていませんか?
昔の私がそうでした。そんな苦しみの中、セルフ・コンパッションに出会い、ミッシングピースを見つけたような衝撃を受けました。自分を大切にすることの本当の意味がわかり、自己批判しなくても自分を成長させることができるとわかったからです。
セルフ・コンパッションはスキルです。自転車と同じように、補助輪をつけたりして適切にトレーニングすれば誰でも身につけられるようになります。自分を本当に成長させてくれるスキルを一緒に学びませんか?
キャンセルされる場合、以下の期間でキャンセル料が発生します。
6日前から・・・代金の100%
※ただし、やむ得ない事情がある場合はご相談ください。代金の返金はクラス終了以降順次行います。ご了承くださいませ。
過去に開催したMELONのセルフ・コンパッション入門講座をご受講したことがある方は、上記通常価格の50%割引でご受講が可能です。また、DAY2のみの参加も可能となっております。
今回のセルフ・コンパッション入門講座と、2025年3月に開催のセルフ・コンパッション活用講座を一緒にお申込みいただくと、通常7,700円(税込)の活用講座のご受講料金が、5,500円(税込)になります。
※活用講座についての詳細ページ
「今まで、こうあるべきという理想の自分像とのギャップに苦しんでいました。嫌な感情も含めて自分自身であり、それを認めて受け入れることで、もっと自分らしく生きられるかもしれないと、本講座で気づくことができました。」
「ネガティブな感情を否定せず、共存して手懐けることで、安定した精神状態を得られることを学びました。」
「痛みや苦しみに寄り添うと和らぐ、セルフコンパッションの3つのステップ、自分に対して大切な友達のように接する、など。瞑想やワークを通して、いま自分に必要な言葉や、自分に対する優しさの向け方について知ることができました。」
「先生や参加者の皆さんも過去に自分を思いやることができなかったと聞き、それがすごく印象に残っています。」
「いままで本と自分のみの実践でしてきましたが、皆さんと一緒にできたのは、共通の人間性を感じられ良かったです。全員顔出しにより、安心安全の場が作られていたので、自己開示もしやすかったです。」
セルフ・コンパッション講座専用申込フォームより、必要事項をご入力の上お申込みをお願いいたします。
心の健康や自己成長において、近年、セルフアウェアネスとマインドフルネスが果たす役割が注目されています。
この記事では、MELONインストラクターの金田絵美さんへのインタビューをもとに、公認心理師・臨床心理士の南舞さんがセルフアウェアネスとは何かを詳しく解説します。
また、マインドフルネスとの関わりや、セルフアウェアネスを高めることで得られる効果、私たちの日常生活に活かすための具体的な方法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
セルフアウェアネスは、日本語で自己認識・自己理解と訳され、感情や思考、行動パターンなど自分の中で起きていることに気づき、それを意識できている状態のことです。
セルフアウェアネスは、「外面的自己認識」と「内面的自己認識」の2つから成り立っています。
外面的自己認識とは、他者が自分をどのように見ているかを理解している状態のことを指します。一方、内面的自己認識とは、自分自身の強みや弱み、価値観などを正確に理解している状態のことです。この両方の認識が高く、バランスが取れていることは、セルフアウェアネスが高い状態にあるといえるでしょう。
| 外面的自己認識 | 自分の振る舞いが他者に与える印象や影響を察知し、それに応じて行動を調整できる | 【例】プレゼンテーションで相手の反応を観察して、即座に調整できる |
| 内面的自己認識 | 自分の感情や欲求、価値観、強み・弱みを客観的に理解し、それに基づいて選択や行動ができる | 【例】自分が緊張しやすい性格であると自覚しているため、事前準備やプレゼン前のリラックス法を怠らない |

では、セルフアウェアネスが高まることによって、具体的に私たちの日常生活にどのような影響があるのでしょうか。ここではセルフアウェアネスを高めるメリットを5つ解説します。
私たちは生きていく中で、就職、転職、結婚、出産、子育て、介護などのさまざまなライフイベントを経験します。これらのライフイベントによって自分に与えられる役割が変化したり、はたまたいくつかの役割が重なったりすることがあります。
すると、「私って一体なんだろう?」「私って何がしたかったんだっけ?」など、疑問や葛藤が湧き上がるかもしれません。そんな迷いが生じたとしても、セルフアウェアネスを高めることで、自分の本当の気持ちや望みに気づいて行動したり、自分に合った方法を選択することができるようになります。
セルフアウェアネスは、自分の感情を理解し、調整することにも役立ちます。
自分の中にどんな感情が湧き上がりやすいのか、それはどんな時に起こるのかに気づくことができると、感情を抑える、あるいは爆発させるという方法ではなく、必要な場面で適切に感情表現をすることができるようになります。
セルフアウェアネスの向上によって自分に対する取り扱いが上手になると、ストレスになりそうな場面を回避することができるようになります。
また、自分がストレスを感じていることに気づき、早期にケアを施すことで、ストレスが重症化するのを防ぐことができます。結果として、ストレスの軽減に役立ちます。
セルフアウェアネスは、自己理解を深めるだけでなく、人間関係にも良い影響を与えてくれます。
自分は他者との関わりの中でどういうことを感じ、どう行動しやすいのかを理解すると、程よい距離感で接したり、個々に合わせたコミュニケーションをとることで関係がスムーズになります。すると、人間関係にまつわるストレスの軽減や、それにともなって起きるネガティブな感情を減らす効果も期待できます。
自分を理解するということには、自分の価値観や信念を知ることも含まれます。自分の中の価値観や信念を知り、それに沿って行動することで、目標を達成する、自己実現を叶えることへとつながっていきます。

「日常的にさまざまな悩みがあるけれど、その理由がわからない……」と悩んでいたら、セルフアウェアネスが低いことに原因があるのかもしれません。
ここでは、セルフアウェアネスが低い人の特徴を紹介します。心当たりがないかチェックしてみましょう。
セルフアウェアネスが低いと、自分の感情や思考への理解が乏しかったり、自分が本当に必要としていることがわからないために人間関係の摩擦や問題をくり返しやすくなります。例えば、他人に過剰に期待してしまう、逆に自分の意見を抑え込み過ぎてしまうなどです。
人間関係のトラブルが続くと、「なぜ自分ばかりいつもこんな想いをしないといけないのだろう……」という経験が続き、自尊心の低下にもつながりかねません。
自尊心とは、自己に対する肯定的または否定的な態度や自己価値の感情(feelings of self-worth)のこと。詳細はこちらの記事をぜひご覧ください。
自分の気持ちについて聞かれても「わからない」と答える人がいます。あるいは、なんとなくモヤモヤするけれど、何が原因なのかわからない、好きなことや趣味を聞かれても、「特にない」と答えがちなど、これもセルフアウェアネスが低い人の特徴といえるでしょう。
自分の感情や欲求に意識を向ける習慣がなかったり、他人の意見に振り回されて自分の価値観を無視していたりすると、自分が何を求めているのかわからずに、日常生活や人間関係の中で迷いや混乱が起きやすくなります。
他者から「嫌われたくない」「変に思われたくない」と考え、他者の期待に応えることを優先してしまいがちな人も、セルフアウェアネスが低い人といえるかもしれません。
自分の価値=他者の評価と捉え、そこに依存する傾向が強まると、本来の自分を見失ったり、他者の言動に一喜一憂するなど、心身ともに疲弊してしまいます。
セルフアウェアネスを高めるためには、さまざまな方法があります。ここでは、生活に取り入れやすい3つの方法を紹介します。ぜひご自分に合うツールを見つけてみてください。

ふり返りのためのツールとしておすすめなのが、書き出すことです。ここでは、ジャーナリングと3コラム法についてご紹介します。
【ジャーナリング】
ジャーナリングとは、自分の頭や心の中に浮かんだことをありのままに書き出すことです。日々の出来事やそれに対して起こる感情、考えを紙やスマホなどに自由に書き出すことで、自分の思考パターンや感情の傾向が見えてきます。
ジャーナリングのより詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。
【3コラム法】
3コラム法とは、自分の中に起きていることを出来事、感情、思考に分けて記録する方法です。認知行動療法という心理療法の中でも用いられます。
例えば、それぞれ書き出していくことで、自分の思考の中にある思い込みや非合理的な考え方、自分の思考が感情や行動にどのように影響しているかを視覚化でき、客観的に観察できるようになります。また、パターン化された反応や行動を変えたい時にも役立ちます。
ぜひ自分に合いそうな方で続けてみてください。これはどちらの方法にも共通することですが、書き出した後に、「なぜそのように感じたのか」「その時に何を考えていたのか」など、深掘りする質問を取り入れるとより自己理解が深まるのでおすすめです。
参考:うつ病の認知療法・認知行動療法 (患者さんのための資料)|厚生労働省

「1人でふり返るのは難しい、自信がない……」という方は、専門家と一緒に行うことがおすすめです。
心理カウンセリングやコーチングは、自己理解をサポートしてくれる有効な手段といわれており、カウンセラーやコーチなど専門家との対話を通して、自分の価値観や信念について深掘りすることができます。

マインドフルネスは、今この瞬間の感覚や思考、感情に気づきを向けることです。そうした習慣は、自己理解を深めるのに役立ちます。
マインドフルネスを通じて自己認識を高めることが、心理的および職場での成果にどのように影響するかを調べた研究では、マインドフルネスを活用した介入やトレーニングは、自己認識のポジティブな側面(洞察や積極性)を強化し、ネガティブな側面(反芻や不安)のリスクを管理する方法としての活用が期待できるとしています。
マインドフルネス瞑想を行うことで、身体と心の状態を感じる力を養い、感情を観察し、調整する力を育むことができるでしょう。
参考:Anna Sutton(2016).Measuring the Effects of Self-Awareness: Construction of the Self-Awareness Outcomes Questionnaire.Europe’s Journal of Psychology,12,(4).
マインドフルネスについて、より詳しい解説はこちらをご覧ください。

マインドフルネスによって日々の気づきが増すことで、自分の内側に起こっていることを理解する習慣が身につきます。これはセルフアウェアネスの基盤であり、より深い自己理解を促してくれます。
また、両者を組み合わせることで、ストレスやネガティブな感情に対する反応がコントロールしやすくなり、冷静な判断や行動が可能になります。
ここでは、セルフアウェアネスを高めるのに有効といわれている、マインドフルネスの具体的なやり方と、それぞれどのように有効なのかについて説明します。
マインドフルネス瞑想では、主に呼吸に意識をむけることで「今ここ、この瞬間」に意識を集中させていきます。その時に浮かんでくる思考や感情に対して評価をすることなく、ただただ観察することを練習をします。
「今ここ、この瞬間」に集中することで、自分が何を感じているのか、考えているのかに気づきやすくなったり、思考や感情に巻き込まれず、客観的に観察して行動する力を養うことができます。
マインドフルネス瞑想の詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。動画と詳しいポイントを紹介しています。
ラベリング瞑想とは、自分の思考や感情、内側に起きている感覚に名前をつける瞑想法です。内側から湧き上がってくる体験をひとつひとつ観察し、その体験に対して、例えば、不安、怒り、悲しみなど名前をつける作業をします。
感情や思考など、内側で起きていることに名前をつける作業は、私たちに冷静さや客観的な視野を与えてくれます。思考や感情任せに行動して後悔するのではなく、冷静になって考え、その時に必要な行動をとることができます。
ボディスキャン瞑想は、体の各部位に丁寧に意識を向けていく瞑想法です。体の各部位に起きている感覚(体の温度、血液が流れている様子などの体の内側の感覚、皮膚の表面の感覚など)を繊細に感じ取りながら、心身をゆるめていきます。
体の感覚を観察することを通して体と心のつながりを密にしていくと、感情やストレスの蓄積のサインに早めに気づき、セルフケアの意識を高めることができます。
ボディスキャン瞑想の詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。動画と詳しいポイントを紹介しています。

MELONオンラインでは、セルフアウェアネスを高めるのに役立つマインドフルネスのクラスが複数あります。その中で特におすすめのクラス3選をご紹介します。
基本的なマインドフルネス瞑想を学ぶクラスです。セルフアウェアネスの基盤作りをサポートしてくれます。初めてマインドフルネスを行う方にもおすすめです。
思考や感情と一体化しすぎず、自分を客観的に観察する習慣を身につけるのに役立つクラスです。先にご紹介したジャーナリングを行います。感情に振り回されてストレスフルになってしまう方におすすめです。
ボディスキャンもMELON オンラインで体験できます。仰向けになって、体の隅々をありのまま観察する瞑想法で、見落としがちな体のサインに気づけるようになります。寝る前の心身をゆるめるのに役立ててみてください。
マインドフルネスは日常生活の中でコツコツ実践することにより、さらに効果を感じることができます。
瞑想を習慣化したいけれどなかなか続かない方や、マインドフルネスに興味のある方は、「MELONオンライン」をぜひお試しください。今なら2週間無料でお試しいただけます。
今回は、セルフアウェアネスが私たちに与えるメリットやその理由などについて紹介しました。セルフアウェアネスを高めるための方法のひとつにマインドフルネスは、セルフアウェアネスの基盤を作ってくれたり、自己理解をより深めたりするのに役立ちます。
もっと自分のことをよく知り、日常に生かしていきたいという方はぜひマインドフルネスの学びを始めてみませんか?
参考文献:ハーバード・ビジネス・レビュー編集部(2019).『セルフ・アウェアネス』.ダイヤモンド社.
「せっかく採用したのに、業務や社風のミスマッチで退職してしまう…」
このようなお悩みを抱えている人事や経営者の方は多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、
・ エンゲージメント向上に寄与するweb社内報『ourly』を提供するourly株式会社
・20数年にわたりITエンジニア派遣事業を展開してきた株式会社ラクスパートナーズ
・従業員のウェルビーイングを支えるマインドフルネスを提供する株式会社Melon
の3社が”人材定着”をあらゆる角度から紐解き、離職防止につながる施策をご紹介いたします。
<日時>
2024年12月4日(水)〜6日(金)12:00 – 13:30
12月5日(木)および6日(金)はアーカイブ配信でございます。ウェビナー中のご質問には直接お答えすることが出来かねます、ご了承ください。
<内容>
第一部:組織の目線を揃える社内コミュニケーション施策とは?
“働きがい“を高めるための要素と具体的な社内コミュニケーション施策や社内広報プロセスについて解説(ourly株式会社)
第二部:ITエンジニアの採用と定着における重要な4つの視点とは?
ITエンジニアの採用から若手人材のパフォーマンス向上、定着までの重要ポイントを一気通貫で解説(株式会社ラクスパートナーズ)
第三部:ストレスマネジメントによる社内カルチャーの改善
一人ひとりがセルフケアによりストレス負荷を減らすことで、コミュニケーションによる摩擦を減らす方法を解説(株式会社Melon)
<このような方におすすめ>
・従業員の離職を防ぎ、組織の結束力を高めたい方
・従業員のメンタルヘルスのケアに課題を感じている方
・組織の文化を強化し、社員の定着率を向上させたい
・優秀なエンジニアが採用できない、採用してもすぐ辞めてしまうとお困りの方
<参加形式>
・オンライン
・参加費無料
株式会社Melon代表取締役CEO
橋本 大佑
早稲田大学卒業後、外資系投資銀行と資産運用会社での15年間のキャリアの中で、心と感情のセルフマネジメントの必要性を感じ、マインドフルネスなど科学的な裏付けのあるメンタルトレーニングの実践を継続。2019年にエモーショナル・マネジメントを社会実装するために株式会社Melonを設立、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」や法人研修をスタート。現在は大手企業を中心としたビジネスプロフェッショナルの人材育成に注力している。
ourly株式会社取締役COO
髙橋 新平
新卒で大手メーカーに入社。技術営業として都内の再開発案件に多数携わる。その後、経営コンサルティングファーム ENERGIZE-GROUPに入社。4年間主にスタートアップ、ベンチャー、中小企業の事業コンサル、組織コンサル等に従事して独立。 2022年4月からourlyへ執行役員CSOとして参画。コンサル経験を活かした総合的な提案とツール活用が強み。
株式会社ラクスパートナーズ 営業企画部 部長
漆島 卓弥
大手証券会社にて複数の新規ビジネス立ち上げを実践した後、ブティック系コンサルティングファームにてマーケティングリサーチに基づいた様々な金融機関のマーケティング戦略立案に従事。さらに、投資ファンド事業再生案件や介護ビジネス、外資系IT企業にてビジネスモデル変革、事業戦略・営業戦略の構築と実践、チェンジマネジメント、組織開発をハンズオンで主導し、複数の事業責任者を歴任。2021年2月より現職。
皆さん、こんにちは!今年もあと1ヶ月ほどですね。
マインドフルネスを継続していくと、自分の内面や行動に意識的になっている方も多いかと思います。
そんな中で年末という節目にあらためて自分の人生を振り返り、新年に向けて思考や感情を整理していくことで、より良い状態で2025年を迎えることができるかもしれません。
今月は家電メーカーに勤務しながら「片付けパパ」として活動されている大村信夫先生にご登壇いただき、人生全体に好循環が生まれる片付けメソッドを一緒に学び、実践したいと思います。
Event: “人生を整える片付け習慣術” by大村信夫
Date & Time:2024年12月21日(土)10:00 〜 11:00
あなたは「片付け」は得意ですか?
苦手意識を持っていたり、なかなか時間が取れなかったり、自分は出来ても家族や周りの人が片付けてくれないなど、片付けそのものをあきらめている人も多いのではないでしょうか?
そんな片付けの悩みはよく聞きますが、実は片付けには理論があります。その理論を学んで実践することで、部屋が整理され、探し物や無駄な出費も減り、毎日がストレスなく過ごせるようになります。
さらにモノを整理することで「心」や「思考」も整理され、プライベートや仕事の進め方、人間関係など人生全体に好循環が生まれるようになります。
この機会に、年末の片付け・大掃除の方法も学びながら、人生も一緒に整えてみませんか?

家電メーカーに勤務しながら「片付けパパ」として活動。モノを整理することで「心」や「思考」も整理され、部屋だけでなく、仕事や人間関係など人生全体に好循環が生まれるオリジナルメソッドを提唱。多岐にわたるテーマで日本全国を東奔西走。講演・ワークショップ受講者は30,000名超、満足度は96%を超える。
著書:
「片付けパパの最強メソッド ドラッカーから読み解く片付けの本質」(インプレス)
「きほんから新発想まで 家事ずかん750」(朝日新聞出版)
「仕事の『整理ができる人』と『できない人』の習慣 (明日香出版)
▼公式ホームページ
https://omuranobuo.net/
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください。
皆さん、こんにちは!
今年ももうすぐ「師走」がやってきますね。
師も走り回るほどの忙しさなどと言いますが、日々のタスクに振り回されて、本当の自分を見失っていることも・・・
忙しい中でも一度立ち止まり、「誰かと比べる」「こうすべきという思考」から離れて、本当の自分の役割を見つめ直すことが必要かもしれません。
今回のクラスは、Rina先生による「自分を大切に忙しい毎日を過ごすコツ」
普段の肩書きや役割も尊重しつつ、自分も大切にする方法を学ぶことで、人生の充実度を高めてみましょう!
Event : “自分を大切に忙しい毎日を過ごすコツ” With Rina
Date & Time : 2024年12月15日(日)14:00 〜 14:45
仕事や家事、子育て、介護、趣味、とやることリストに追われる忙しい毎日。マインドフルネス瞑想の実践で身に着けられる力は、忙しい日常に活かすことができます。ワークライフバランスを大切にし、自分らしく、毎日を過ごす方法を一緒に考えてみませんか?
<主な内容>
・ライフロール(人生における役割)について
・自分のライフロールについて考えてみる
・思考のクセ、感情に気づく
・マインドフルネスを日常に活かす
お手元に、お好きな飲み物、紙とペンをご準備の上、ご参加ください。
このクラスは、普段のクラス以上にMELONというコミュニティの中で、“ともに学ぶ”ということを大切にしたクラスです。インストラクターやほかのユーザーの方々とともに、いろいろなことをシェアしながら、実践やワークもおこない学びを深めていきます。
・自分の意見を言語化する。
思いや意見を言葉にすることは勇気がいるかもしれませんが、学びの手助けになります。
・顔出しやアバターで参加してみる。
参加者の皆さんでクラスを作っていきます。お一人おひとりの存在を感じるために、可能な範囲でトライしてみてくださいね!
アバターについては以下の記事をご参考にしてください。
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください。
昨今、メンタルヘルスやエンゲージメント、ウェルビーイングの重要性がますます高まっています。
多くの企業が従業員の幸福度向上や健康促進を目指し、さまざまな施策に取り組んでいますが、中小企業やベンチャー企業においては、限られたリソースや時間の中でこれらの取り組みを実施できないケースも多いのではないでしょうか。
ウェルビーイング施策は、適切に実施すれば従業員のパフォーマンスやモチベーションを大きく向上させ、組織全体の生産性向上や離職率の低下に繋がる効果が期待できます。しかし、実際に何から手をつけるべきか、どのように効率的に施策を進めるべきか悩んでいる企業も少なくありません。
本セミナーでは、ウェルビーイング施策の効果を最大限に引き出すための効率的なアプローチについて、経験豊富な3社より、ご提案いたします。特に中小企業向けに、限られたリソースの中でも実現可能な具体的な施策や、短期間で成果を上げるためのポイントを解説します。
<日時>
2024年12月18日(水) 13:00 – 14:00
<このような方におすすめ>
・中小企業の意思決定層・マネジメント層の方
・エンゲージメント施策に興味がある方
・健康経営施策に興味がある方
・従業員の離職/休職に課題を感じている方
<参加形式>
オンライン(Zoom)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。
<参加費>
無料
株式会社O:(オー) コンサルタント
藤原 拓士
大阪教育大学卒業後、親子向けコンサート事業の会社を起業後、株式会社O:に入社。1on1・目標管理・人事評価を一元管理できる『Co:TEAM(コチーム)』を提供している。教育機関をはじめ、働く人たちが人間関係によって力を発揮できない状況を0にしたいという思いで、コンサルタントとして数々の組織開発に伴走。
研修事業も担当しており、1on1・マネジメント研修をクライアント様に提供している。
株式会社Melon 代表取締役
橋本 大佑
外資系投資銀行と資産運用会社でのキャリアの中で、心と感情のセルフマネジメントの必要性を感じ、マインドフルネスなど科学的な裏付けのあるメンタルトレーニングを実践。2019年にエモーショナル・マネジメントを社会実装するために株式会社Melonを設立、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」や法人研修をスタート。現在は大手企業を中心としたビジネスプロフェッショナルの人材育成に注力している。
株式会社バックテック
Customer Successチーム 責任者、理学療法士
山本 純志郎
国家資格キャリアコンサルタント・修士号を取得後、介護・ヘルスケア領域専門のコンサルティング企業のマネジャーとして従事。 2023年9月よりバックテックにジョインし、セラピストサクセス、カスタマーサクセス部門の責任者として「ポケットセラピスト」の事業開発に全力投球している。また、キャリア研究を趣味としている。 複業で、途上国の高齢者福祉に特化した国際協力活動を行うNPO法人ReCAを運営(副理事長)している。
Aloha 皆さん!Angelaです。
皆さんは「自分らしさ」を大切にしていますか?
先日お買い物をしている時にふと今もピンクが好きな自分がいることに気が付き、さらに昔付き合った男性がピンクを着れるのは20歳までだよ!と言われたのを思い出しました。
昔の彼に言われた言葉とは反対に、44歳になった今でもピンクの洋服を着ている自分に笑顔が自然と出ました。
今月のテーマは“Embrace Your Authenticity 自分らしく輝く”
「自分らしさ」を理解し受け入れ、自分だけの輝きを見つけてみましょう!
Event : “Embrace Your Authenticity 自分らしく輝く〜Yoga & Meditation from Hawaii〜” by.アンジェラ・磨紀・バーノン
Data & Time : 2024年12月7日(土)10:00 〜 11:00
Contents : ヨガ & メディテーション 、ジャーナリング
※ 紙とペンをご用意ください。

日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、18歳まで日本で育ち、その後ハワイに移住。サーフィン雑誌やテレビ番組でモデルやパーソナリティなど幅広く活動し、ハワイではプロサーファー・カリスマロコサーファーとして大人気に。ハワイ情報番組、Made in Hawaii TVのナビゲーターとしても活躍中。
そしてヨガのスペシャリストでもある彼女は、ヨガDVD「Feel the ALOHA」や「Hawaiian Life Style with Yoga」をリリースするなど、健康的なヨガライフを実践。日本でもイベント出演やヨガのワークショップ、企業でのヨガを開催。
私は年齢を重ねるごとに「自分らしさ」を大切にできる自分になっていることが嬉しく、自分にしかないユニークな部分やワイドなヒップ、広いおでこ、しっかりとした筋肉質な身体も、大きな笑い方やマインドがオープンでプラス思考なところなどの「自分らしさ」を受け入れるだけではなく、美しいと思えるようになったのです。
”being comfortable in my own skin”
英語ではこのように表現しますが、自分らしさを大切に出来るということは、ありのままの自分でいることが居心地よく、自分に自信が持てることなのだなと思うのです。
それだけではなく自分らしさを美しいと思えるようになると、自然と周りの人々の個性や「らしさ」を受け入れるようになり、美しいと思えるようになれるのです。
人間みんながそれぞれの個性・「らしさ」を受け入れ、讃え合うことが出来たらなんてピースフルで愛溢れる社会になるでしょう。
今月のクラスでは、まず呼吸法からスタートをしてマインドフルにヨガを行いながら「自分らしさとは?」と自分の身体の個性に目を向けていきます。身体的な自分らしさを理解し、受け入れながら自分の身体に合ったヨガを行います。
最後に瞑想とジャーナリングを行い、自分の思考や心に目を向けて自分らしさを書き出してみます。
「自分らしさ」を大切に出来る自分になってみませんか?
Let’s embrace our authenticity!
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要ですので、お時間になりましたら通常クラスのリンクからご参加ください。
多くの企業が抱える課題として、メンタル不調の社員への対応、組織内の対人関係やコミュニケーションの問題など“人の心や感情”に関係するものが多くあり、根本的な解決が急務とされています。
しかし、心へのアプローチ方法がわからず、何から始めるべきか悩まれている経営者や人事担当者も多いのではないでしょうか。その助けになるのが、心の課題を解決するために有効なアプローチ「感情マネジメント(エモーショナルマネジメント)」です。
そこで今回は、感情マネジメントとは何かや、どんな効果があるか、具体的に取り入れる方法を解説します。
感情マネジメントとは、感情を調整しつつ、それをうまく利用していくスキルのことをいいます。「エモーショナルマネジメント」と表現されることもあります。
例えば近年、企業経営において、「EQ(感情知能)」が注目されています。EQとは、自分や他人の感情を正しく理解し、上手に調整する力のことです。EQが高いと、対人関係をスムーズにするなど、メンタル不調の予防に役立つとされています。このEQを育むことも「感情マネジメント」に含まれます。
他にも、感情マネジメントのスキルを高めることで次のような効果を得ることができます。
怒りや不安、焦りといったネガティブな感情は、私たちの思考をせばめたり判断力をにぶらせたりすることがあります。
例えば、イライラしたまま会議に参加したとしたらどうでしょう。そのような状態では、冷静かつ建設的な意見は出にくくなるでしょう。また、感情的になっている状態では周囲との衝突を生み、協働することが難しいため企業の生産性にも影響します。
感情の調節がうまくできるようになれば、モチベーションを維持することができ、パフォーマンスや生産性の向上が期待できます。
過度なストレスが続くと、仕事に対するモチベーションが低下して離職率を高めたり、メンタル不調者が増えたりするといったリスクが高まります。
感情マネジメントのスキルを高めることで、ストレスの原因を見つけ、適切な対処を行うことでストレスが軽減します。社員のストレスが軽減することは、エンゲージメントの向上も期待できるので、企業にとってもメリットがあります。
エンゲージメントとは何かはこちらの記事をご覧ください。
チームで仕事を進めていくには、信頼関係の構築が不可欠です。自分の感情を調整し適切に表現することができると、衝動的な言動や行動によるトラブルを防いだり、安心感のある職場の雰囲気が生まれます。
また、感情マネジメントは共感力を高めることにも役立ちます。共感を持って相手に接することで、チームで支え合う風土が生まれ、ミスが起きた時もチームでカバーするなど、チームとしてのパフォーマンス向上も期待できます。
参考:金井壽宏ら(2008). 組織理論における感情の意義. 組織科学,41巻,4号.
感情マネジメントがメンタル不調などの解決に役立つことは理解していても、具体的に自社でどんな取り組みをすべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。
感情マネジメントのスキルを高める具体的なツールとして、マインドフルネスが有効です。マインドフルネスとは、今ここに意識を向けること。自分や他人、周囲の環境を含めて、そのあるがままの状態を観察し、今この場で起きていることに気づくということが基本的な考え方です。
マインドフルネスの効果のひとつに、「自身の中にある感情への気づきや、調整力を高める」という効果があることから、感情マネジメントのスキルを高めるツールとして注目されています。
ビジネスへの良い影響については、さまざまな研究機関で研究が進められており、例えば、マインドフルネスがビジネス分析や意思決定能力を向上させ、さらにストレス軽減に効果があることが実証されています。
参考:Anand N. Asthana(2021).Effectiveness of Mindfulness in business education: Evidence from a controlled experiment.The International Journal of Management Education,19巻,2号.
マインドフルネスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ここでは、マインドフルネスが感情マネジメントにどう役立つかという視点から具体的な例を3つ解説します。
マインドフルネスは、自分の感情や思考に対して意識をむけ、「今、自分が何を感じているか」を客観的に観察する力を養います。
どんな時に感情的になりやすいのか、何が感情を強くするきっかけになるのかといった自己認識力が強化されることで、感情に巻き込まれる前に変化に気づき、衝動的に行動するのではなく、冷静に対処することに役立ちます。
職場にはさまざまなストレス要因がありますが、中にはストレスにどう対処したら良いのか分らないという社員もいるでしょう。
マインドフルネスは、呼吸や瞑想を通じて心の状態を整え、ストレスを軽減する効果があります。ストレスとうまく付き合うことができると、感情の安定につながり、メンタル不調の予防にも役立ちます。
マインドフルネスは、自分の感情をていねいに観察する習慣を作ります。
この習慣は、他者の感情に気づくこと、共感する力も高めてくれるため、相手の心情を理解しやすくなり、職場でのコミュニケーションをスムーズにしてくれます。
感情マネジメントを高めるため、マインドフルネスを活用する動きは広がっています。ここでは、三井物産様の事例をご紹介します。
プロジェクト本部プロジェクト開発第一部第二営業室では、エンゲージメントの低さから業務に支障が出るなどの課題を抱えていました。「マインドフルネスがエンゲージメントやコミュニケーションの活性化に役立った」という経験談を聞き、いくつかの候補からMELONが提供する法人サービスの「実践型のプログラム提供」と「結果の可視化」に惹かれ導入を決意。
2か月間、継続的に取り組まれた結果として、
・「心身のコンディション」と「感情調整力」の効果測定値が大幅に向上
・「心理的安全性」が向上して、相互理解や思いやる気持ちを持つきっかけに
・ひとつのプログラムをチームで実践することにより、マインドフルネスのスキルが共通言語に
といった効果を実感されています。詳しい体験談は、こちらをご覧ください。
私たちMELONは、マインドフルネスを通して企業の組織における課題解決を支援しています。組織の感情マネジメントのスキルを高めるために、MELONの効果的なプログラムを生かして、全力でサポートいたします。
それぞれの組織が抱える悩みは、千差万別でどうアプローチすべきかは組織によって異なります。MELONではまず、どのような課題があり、どのような組織を目指したいかなど、プログラム導入の目的を明確にしたうえで、適切なプログラムをご提案いたします。
ヒアリングをもとに、組織が抱えている課題の解決に合った最適なプログラムをカスタマイズ。さらに、研修をして終わりではなく、各従業員が自主的に実践できるように、定着化・習慣化まで徹底的にサポートします。
MELONの法人向けサービスでは、「結果を出す」ことにフォーカスしたプログラムを提供しています。通常の座学研修に加え、セルフケアツールを活用した実践練習を行い、研修の前後で効果測定を実施することで、研修の成果を可視化します。
知識を身につけるだけではなく、実践まで継続的にサポートし、マインドフルネスを習慣化する仕組みを提供します。
今回は、メンタル不調の予防などに感情マネジメントが役立つこと、そして、感情マネジメントを高めるのに役立つツールがマインドフルネスであることを解説しました。
マインドフルネスの実践により、自分の感情への気づきや調整、そして他者の感情への理解・共感を育むことができます。
従業員のメンタル不調や、対人関係・コミュニケーションをより効果的なものにするツールとしてマインドフルネスに関心のある方は、マインドフルネスの法人向けプログラムの詳細をこちらからご覧ください。
日々の生活で疲れやストレスを感じながらも、忙しさからうまく解消できずに溜め込んでしまっていませんか?心と身体のバランスが崩れてしまったとき、自分のために少しだけ時間を割き、日常から離れたところでリフレッシュするのがリトリートです。
今回はリトリートの種類や効果、そして瞑想やヨガを体験できるマインドフルネスリトリートの魅力についてご紹介します。

現代人は休むのが苦手です。せっかく休みを取っても、仕事を休んでいること自体に罪悪感を覚えてしまったり、旅行に行っても予定を詰めすぎてしまったりする人が多いかもしれません。
さらに、スマートフォンやパソコンといった電子機器に囲まれた生活を送っていると、脳には常に新しい情報が入ってきます。「何かに常に追われている感覚がある」「どこに行っても休まらない」という焦りを感じるのも無理はありません。
心も身体も休まらない現代人を癒すために注目されているのが、リトリートです。リトリートとは、日々生活している場所から離れ、静かで落ち着いた場所で心身をリフレッシュさせること。自分自身とゆっくり向き合う時間を取ることで、自分らしさを取り戻すことができます。
リトリートの語源は、英語の「Retreat」です。この単語は、争いや危険から逃れるためにある場所や人から離れるという意味を持ち、日本語では待避所・避難所と訳されます。「心身をリフレッシュするための旅」という意味で使われ始めたのは近年になってからで、欧米を中心に広がりました。
リトリートの概念自体は、キリスト教や仏教の中にも存在します。自分自身の内面により深く向き合うために、日常から離れた静かで落ち着いた場所で祈りや瞑想を行います。
参考:What Is a Christian Retreat?|The Hiding Place
参考:What is the role of retreat in Tibetan Buddhism?|TRICYCLE
リトリートも旅行も、ともに「日々生活している場所とは違う場所に行く」という点は共通しています。
しかし、リトリートは心身を癒すことを目的にする旅のことを指す一方で、旅行はグルメやレジャー、学びなどを目的とした旅を指すという違いがあります。

リトリートにはさまざまな種類があり、興味関心や期間、費用の都合に合わせて選ぶことができます。企業や団体が企画したイベントに加え、個人的に日常から離れて心身を整えることもリトリートの一つです。
ここではそれぞれの特徴をご紹介します。
| 種類 | 期間・詳細 | 費用 |
| ヨガリトリート | ・半日〜7日ほど ・オンラインプログラムや都度通い形式もあり | 国内:2万円〜15万円(資格取得の場合を除く) 海外:3万円〜30万円(航空券代金を除く) |
| マインドフルネス・瞑想リトリート | ・半日〜7日ほど ・オンラインプログラムや都度通い形式もあり | 国内:1万円〜15万円 海外:2万円〜場所に応じて変動(航空券代金を除く) |
| フィットネス系リトリート | 1〜5日ほど | 国内:10万円〜15万円 |
| 食事系(断食を含む)リトリート | 1〜7日ほど | 国内:5万円〜10万円 |
| サウナリトリート | 数時間〜1日 | サウナ施設の利用料 |
| 温泉リトリート | 数時間〜1日 | 銭湯・温泉施設の利用料 |
| 自然リトリート | 数時間〜1日 | 無料 |
ヨガリトリートでは、自然豊かな場所にある施設やホテルに滞在し、10〜15人ほどでヨガを行います。
国内はもちろん、日本人のインストラクターが海外で開催するものも多数あり、自分の好みや都合に合ったものを選ぶことができますよ。少人数で指導を受けることができるため、ヨガを上達させたい人にもおすすめです。
レベルは初心者から上級者までさまざまあり、YRT200(Registered Yoga Teacher 200)といったヨガ資格取得のためのリトリートもあります。
マインドフルネス・瞑想リトリートは、今この瞬間に意識を向ける「マインドフルネス」や仏教の中で行われる「瞑想」を中心としたプログラムです。
パワースポットやお寺、豊かな自然の中で行われることが多いため、静かな時の中で自分の気持ちに向き合いたい人におすすめです。またヨガと同じく、資格取得や講師養成のためのリトリートもあるため、新たなキャリアの一歩を踏み出してみたいという方にもぴったり。
マインドフルネス・瞑想リトリートの詳細や、リトリートを選ぶ際のポイントは、瞑想が体験できる「マインドフルネスリトリート」の魅力とは?で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
フィットネス系リトリートは、ウォーキング・サイクリング・ヨガなどを組み合わせたプログラムを自然豊かな場所で行うリトリートです。
トレーナーが一人ひとりに合ったプログラムを組み立ててくれるものもあるので、ストレス解消に運動が向いていると感じる方はもちろん、体力に自信がない方でも参加できます。
ただ運動するだけでなく、スパでマッサージを受けたり、温泉に入ったりすることにより、しっかり癒されるでしょう。
食事系(断食を含む)リトリートでは、胃腸に優しい健康的な食事を食べたり、数日間断食を行ったりします。
健康的な食生活を送ることで胃腸を整えることができるため、日々の食事が乱れてしまっている方や、体重の増加が気になる方におすすめです。
食事系(断食を含む)リトリートは一日を通してアクティビティが設定されているものが多く、食事以外の楽しみを見つけやすいように工夫されています。
サウナリトリートでは、熱いサウナと水風呂に交互に入ることによって心と身体をリセットします。
実はサウナの熱は副交感神経を優位にするため、瞑想を行ったときと似たような状態になることがわかっています。
ご自身のお気に入りのサウナや、ラグジュアリーなサウナを選んで、週末にプチ旅行気分で参加しても良いかもしれません。
参考:Ming Changら(2023). A study on neural changes induced by sauna bathing: Neural basis of the “totonou” state. PLoS ONE, 18, (11).
サウナと瞑想の関係性を詳しく知りたい方は、「サウナ瞑想で心身ともにリラックス!具体的なやり方や効果を解説」をチェックしてみてくださいね。
温泉リトリートでは、温泉や銭湯でお湯につかりながらリラックスし、心身のリセットやリラクゼーションを図ります。
温泉に入ったあとのスッキリ感や、心まで温まる感覚は、誰しも体験したことがあるでしょう。数あるリトリートの中でも手軽に実践できるものの一つですので、ぜひ近所の温泉施設や銭湯で試してみてくださいね。
自然リトリートはその名の通り、自然豊かな場所で時間を過ごします。ベンチに座って風の音や鳥の声を聞いたり、ゆっくりお散歩して綺麗な空気を身体に取り入れるのも良いでしょう。
外に出て日光を浴びることにより、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが分泌されます。また、海や山などの自然音はストレスホルモンであるコルチゾールを減少させ、リラックス効果のあるオキシトシンの分泌が増加することもわかっています。
参考:森 英俊ら(2018). 自然音を聴くことによる自律神経機能に及ぼす効果に関する研究. 筑波技術大学テクノレポート Vol.26 (1)
リトリートでは、忙しい日常ですり減った心が癒されるのはもちろん、身体の疲れが取れ、自分に向き合う余裕を得ることもできます。心身のバランスを整え、さらにはポジティブな変化を促すリトリートの代表的なメリットをご紹介します。
日々仕事や家事に追われ、日常生活を送る環境がまるで戦場のようになっている方は多いはず。そんな場所から一旦離れて穏やかな時間を過ごすことで、悩みやストレスを忘れ、リフレッシュすることができます。
周囲に気を遣って休日もゆっくり身体を休められていないという場合には、リトリートで心ゆくまで休息を取るのも良いでしょう。
静かで落ち着いた環境に身を置くと、自然と自分自身に意識が向いてきます。普段は置き去りにしていた自分の思考にじっくりと向き合うことで、新しい自分に出会うことができるようになるでしょう。
また、リトリートに参加して意図的に日常から離れた時間を作ると、ふっと新しいアイディアが浮かんでくる場合があります。
リトリートではインストラクターから少人数で指導を受けることができるため、瞑想やヨガを日常的に実践されている方にとっては、知識や経験をより深めることができるチャンスになります。いつもの瞑想やヨガに飽きてしまったという方も、環境を変えると新たな発見があるかもしれません。
もちろん初心者の方向けのリトリートもありますので、参加をきっかけに始めてみてはいかがでしょうか。

瞑想を試してみたい・深めたいという方に特におすすめなのがマインドフルネスリトリートです。近年のマインドフルネスへの注目の高まりと共に、瞑想を気軽に体験できる「マインドフルネスリトリート」が人気になっています。
マインドフルネスとは「今この瞬間」に意識を向け続けることを指し、不安感やストレスの軽減、睡眠の改善など、さまざまな効果が科学的に証明されています。
マインドフルネスリトリートは、ほかのリトリートよりも「自分と向き合うこと」を大切にするため、瞑想の時間が1日の中で複数回設けられるのが一般的です。瞑想を通じて自分を客観的に眺めることで、抱えていた悩みが軽くなったり、新しい選択肢が浮かんだりすることもあるでしょう。
マインドフルネスの詳しい情報はこちらの記事をご覧ください
マインドフルネスリトリートの特徴として挙げられるのは、サイレント(無言)の時間です。サイレントとは、ほかの参加者やインストラクターと一切会話をせず、文字通り無言で過ごすことを指します。会話をしないで過ごすことによって、自然と自分の内部に意識が向きやすくなるのです。
サイレントで自分と向き合ったあとには、ほかの参加者と自分の気持ちや体験を分かち合い、つながりを感じるための対話の時間が設けられることもあります。
マインドフルネスリトリートには初心者向けから上級者向けまで多様な種類があります。どのリトリートを選べば良いのか迷ってしまう方に向けて、選び方のポイントをご紹介します。
・サイレントリトリート(リトリートの期間中、一切会話をしてはいけないもの)を選ぶと、心の状態が不安定になったときに対応が難しくなるため、会話ができるリトリートを選ぶのがおすすめです。
・期間は1〜3日くらいまでのものが良いでしょう。
・ほかの参加者との対話の時間も大切ですが、マインドフルネスリトリートでは基本的に自分と向き合うことが優先です。そのため、周りに気を遣うタイプの方は、宿泊の部屋を相部屋ではなく個室にすると良いでしょう。
・周りの視線や場の空気が気になってしまう方は、自宅から参加できるオンラインのマインドフルネスリトリートもおすすめです。
・過度な効果を期待しないことも大切です。「何かを得なければ!」という心持ちで参加すると、結局気持ちが休まりません。
今回は、日常から離れ、静かで落ち着いた場所で過ごすことで心と身体のバランスを整えるリトリートの魅力を解説しました。
リトリートにはさまざまな種類がありますが、その中でも特におすすめなのがマインドフルネスリトリートです。自分とじっくり向き合い、気づき、分かち合うことで、心が満たされていく感覚を味わうことができるでしょう。
マインドフルネスは日常生活の中でコツコツ実践することにより、さらに効果を感じることができます。瞑想を習慣化したいけれどなかなか続かない方や、マインドフルネスに興味のある方は、MELONが提供するオンラインのマインドフルネスクラスも試してみてくださいね。

皆さん、こんにちは!
このクラスは、普段のクラス以上にMELONというコミュニティの中で、“ともに学ぶ”ということを大切にしたクラスです。インストラクターやほかのユーザーの方々とともに、いろいろなことをシェアしながら、実践やワークもおこない学びを深めていきます。
今月のテーマはHiroko先生による「自分の強みを再発見しよう」
自分自身の内側に秘めた力を再発見し、自己受容をさらに深めていくことで、自己肯定感アップや生きやすさにつなげてみましょう!
Event : “自分の強みを再発見しよう” With Hiroko
Date & Time : 2024年11月30日(土)11:00 〜 11:45
最近「自分の強み」について、深く考えたことはありますか?
このクラスでは、マインドフルに自分の持つ力に目を向けて、自己受容を通して日常に活かしていくヒントを探っていきます。
もしかしたら、興味はあるけど躊躇していたことも今のままの自分で取り組む方法がみつかるかもしれません。ワークや問いかけ、瞑想をご一緒しながら、ゆるやかな時間を過ごしてみませんか?
お手元にお好きなお飲み物、紙とペンをご準備の上、ご参加ください。
このクラスでは“ともに学ぶ”ということで、皆さんで議論をしたり、チャットやコメントで意見を出し合いながら学びを深めていきます。
・自分の意見を言語化する。
思いや意見を言葉にすることは勇気がいるかもしれませんが、学びの手助けになります。
・顔出しやアバターで参加してみる。
参加者の皆さんでクラスを作っていきます。お一人おひとりの存在を感じるために、可能な範囲でトライしてみてくださいね!
アバターについては以下の記事をご参考にしてください。
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください。