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サウナの「整う」は瞑想でも手に入る?それぞれの共通点とは

マットが敷かれたサウナ内の様子

突然ですが「サ活」という言葉をご存知でしょうか?この数年でちょくちょく耳にするようになった言葉ですが、これが意味するのは「サウナ活動」です。今さらサウナ?と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、確かに私の周りでもサ活に打ち込む友人が徐々に増えてきているような気がします。

このようにサ活に打ち込んでいる人々は「サウナー」と呼ばれており、かく言う私も実はにわかサウナーの一人です。サウナーを虜にしているのは、サウナと水風呂を交互に繰り返していくうちにに訪れる「整う」の境地。正しくサ活を完了すると「整う」状態に心身を持っていけると言われています。

実は、サウナで得られる「整う」状態は、マインドフルネス瞑想を行うことでも近い感覚が手に入るのです。この記事では、「サウナで得られる効果」や「サウナとマインドフルネス瞑想の共通点」について解説します。

サウナで期待できる3つの効果

雛壇のあるサウナ内の様子

サウナの効果やメカニズムについて調べてみると、科学的根拠がどこまであるのかは完全にはわかっていません。
しかし、主に身体的な影響が注目されているようです。

ここでは、サウナで期待できる3つの効果を紹介します。

自律神経の正常化

サウナでは、室温が高いサウナ部屋と冷たい水風呂に交互に入る「交互浴」が基本です。交互浴による急激な温度変化で、自律神経の調節力が高まると言われています。健康効果にも大きな期待が持てるでしょう。

参考文献・論文:渡邉まゆみ・富山智香子・本間隆・稲田昭弘・早川陽喜・安保徹(2011). 体温、白血球の自律神経支配、エネルギー産生への影響 新温熱刺激−ナノミストサウナ−を用いて. 日温気物医誌, 74, (2)

血行促進で「老廃物の除去」や「肩こり解消」の効果

サウナに入ると、体温が上がり血行が促進されることもわかっています。血行が改善されることで筋肉内の血液の循環が良くなり、老廃物が体外に排出されやすくなります。

また、血流不足や筋肉の緊張が原因で起こる「肩こり」や「筋肉痛」などの症状も、サウナによって緩和できるのです。

HSPの増加による細胞の活性化

サウナに入ることで、HSP(ヒートショックプロテイン)というタンパク質が増加することがわかっています。HSPには、傷ついた細胞を修復する働きがあり「免疫細胞の強化」や「乳酸値の抑制」などの効果があるのです。

HSPの増加により細胞が活性化され、「疲労の回復」や「冷え性の改善」などが期待できるでしょう。

参考文献・論文:伊藤要子(2017). 一般社団法人 HSP プロジェクト研究所を設立して:ヒートショックプロテイン(HS70)と温泉. 日本温泉気候物理医学会雑誌, 80, (3), 121〜123.

サウナとマインドフルネス瞑想の共通点

雛壇のあるサウナ内の様子

ここからは私個人の感想なのですが、実はサウナーを虜にしている「整う」状態というのはマインドフルネス瞑想後の状態に近いのではないかなと感じています。

マインドフルネス瞑想とは?

マインドフルネス瞑想とは、「今、この瞬間」に意識を向ける瞑想法です。わかりやすくいうと「過去や未来のことを考えることをやめて、今起こっていることだけに集中する瞑想法」です。

マインドフルネス瞑想によりマインドフルな状態になることで、「集中力や記憶力の向上」「睡眠・不眠の改善」「共感性や受容力が高まる」といったさまざまな効果が期待できます。また、多くの企業でもマインドフルネス瞑想が取り入れられており、起業家やアスリートなどさまざまな人が実践しています。

マインドフルネス瞑想についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。

サウナの「整う」はマインドフルネス瞑想後の状態に近い

サウナにおける交互浴は極端に高い室温のサウナと極端に低い水風呂を行き来するため、否が応でもその皮膚感覚や身体の状態に意識が集中します。そのため、個人的な感覚ではその間にゆっくり考え事をする余裕はほとんどありません

サ活中は意識が思考ではなく「今、この瞬間」の感覚に向けて研ぎ澄まされているため、マインドフルネス瞑想と共通していると言えるのではないでしょうか。結果として、30分のサ活は30分のマインドフルネス瞑想に近い効果をもたらしている可能性はありそうです。

瞑想を実践すればサウナに行かなくても「整う」が手に入る

雲の隙間から光が差し込んでいる景色

そこで私が提案したいのは「メ活」です。サウナに行かずとも、いつでも、どこでも、だれでも手に入れることができる「整う」。

それはマインドフルネス瞑想を行うことで得ることができます。近年、見直されているサウナの効果と同じように、マインドフルネス瞑想の効果も再発見されてきています。ぜひ、あなたも「メ活」してみませんか?

マインドフルネス瞑想の具体的なやり方は以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。