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【危険?】マインドフルネスを『やってはいけない人』とは|うつ悪化の可能性はある?

女性が胸に両手を当てている様子

近年さまざまな研究により、科学的な効果が証明されて話題となっている『マインドフルネス』。さまざまなメリットがあると言われているため、興味をもっている人も多いのではないでしょうか。

そんな中、「危険性はないの?」「すべての人がやっても大丈夫なの?」とマインドフルネスの安全性に疑問を抱く人もいるでしょう。

そこでこの記事では、MELONインストラクターの井上 絵里奈さん監修の元、マインドフルネスを『やってはいけない人』について詳しく紹介します。

また、「うつ病などの精神疾患が悪化する可能性はあるのか」についても解説するので、しっかりと確認しておきましょう!

「そもそもマインドフルネスが何なのかよくわからない」という人は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。


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マインドフルネスには危険性がある?

家とクエスチョンマークのオブジェクト

ここでは、マインドフルネスには「危険性があるか」について解説します。

以下、確認していきましょう。

マインドフルネスは基本的には安全

マインドフルネスは、基本的には安全です。

一般の人がやる上で、間違ったやり方をしなければ特に危険性はありません。

ただ、「精神疾患を抱えている人」や「一部の人」には、マインドフルネスで以下のような危険性も指摘されています。

不安が強くなり「精神的に不安定」になる場合がある

一部の人は、マインドフルネス瞑想を行うことによって、不安が強くなり「精神的に不安定」になる場合があると言われています。

マインドフルネス瞑想により、無意識に考えていた「願望」や「衝動性」などが一気に意識の中に侵入してくることで、そういった症状が起こるようです。

出典:Clare Wilson(2020). Mindfulness and meditation can worsen depression and anxiety. NewScientist.

トラウマ体験を思い出してしまうことがある

PTSDを抱えている人などは、マインドフルネス瞑想を行うことで、過去の「嫌な記憶」や「強いトラウマ体験」を思い出してしまうこともあるようです。

トラウマ体験のフラッシュバックが起こることによって「強い不安を感じる」「パニックに陥って過呼吸になってしまう」といった危険性も示唆されています。

【危険?】マインドフルネスを『やってはいけない人』とは

ハートのオブジェクト2つ

ここでは、上記で紹介した「マインドフルネスの危険性」を踏まえながら、マインドフルネスをやってはいけない人について解説します。

重篤な精神疾患を抱えている人

重度のうつ病などの精神疾患を抱えている人は、マインドフルネスによってさらに症状が悪化してしまう危険性があります。

そのため、マインドフルネスを実践する際は、必ず医師と相談するようにしてください。

もし、精神疾患の症状があるのに医療機関を受診していない人は、自分の判断でマインドフルネスを実践する前に、まずは医療機関を受診することをおすすめします。

強いトラウマやPTSDを抱えている人

過去に強いトラウマ体験がある人や、PTSDを抱えている人も注意が必要です。

マインドフルネスの実践中に、過去の強いトラウマ体験がフラッシュバックされ、強い不安を感じたり、パニックに陥ってしまったりする場合があります。

また、どんな症状が突発的に起こるのか、本人も周りも予測ができません。そのため、一人でマインドフルネスを行うのは危険とされています。

必ず医師と相談して、許可を得てから実践するようにしましょう。

マインドフルネスはどんな人におすすめ?

ピンクと赤のハートのオブジェクト

ここまでは、マインドフルネスの「危険性」や「やってはいけない人」について解説しました。

では、マインドフルネスはどんな人におすすめなのでしょうか。以下、2つ解説します。

仕事や勉強の集中力を高めたい人

マインドフルネスは、仕事や勉強の集中力を高めたい人におすすめです。

マインドフルネス瞑想では、自分の「呼吸」や「身体の感覚」「音」「香り」などに意識を向け続ける練習を行います。意識が離れたら、それに気づいてまた意識を戻すということを繰り返すのです。

この練習を何度も行うことによって、脳のトレーニングとなり集中力が高まります。仕事や勉強をしてても「なかなか集中できない」「すぐに意識が途切れる」という人は、マインドフルネス瞑想を実践してみましょう。

また、マインドフルネスには「集中力が高まる」以外にもさまざまな効果があります。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

自分にとっての「嫌な感情」に悩まされている人

マインドフルネスは、自分にとっての「嫌な感情」に悩まされている人にもおすすめです。

生きていく上で「不安」「悲しみ」「怒り」など、自分にとっていわゆる「嫌な感情」が湧いてくるのは普通のことです。しかし、そういった感情を「抑えなきゃ」と抑圧しようとしても、消えることはありません。消えないどころか、余計に苦しみが続く原因となってしまうのです。

そんなときに、マインドフルネスが効果的です。自分にとっての「嫌な感情」を感じても、その感情に優劣をつけずに「ありのままの感情」をそのまま受けとってあげてください。

自分の中でありのまま受け取ってあげると、感情は自然と消えていくものです。気持ちはだいぶ楽になるでしょう。自分にとっての嫌な感情を「悪いものだ」「考えないようにしなきゃ」と判断して苦しんでいる人は、マインドフルネスを実践することをおすすめします。

以下の記事では、マインドフルネスと「怒りの感情」について詳しく解説しているので、興味のある人はぜひご覧ください。

マインドフルネスを『やってはいけない人』|まとめ

女性が自然の中で座ってマインドフルネス瞑想をしている様子

この記事では、マインドフルネスの「危険性」や「やってはいけない人」「どんな人におすすめか」などについて解説しました。

マインドフルネスにはさまざまな効果がありますが、中には注意が必要な人もいます。

特に重度のうつ病などの精神疾患を抱えている人は、マインドフルネスによってさらに症状が悪化してしまう危険性もあるのです。

そのため、今回紹介した「やってはいけない人」に該当する場合は、必ず医師と相談してからマインドフルネスを行いましょう。

以下の記事では、さまざまなマインドフルネス瞑想のやり方を紹介しているのでぜひ参考にしてください!