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新入社員が抱える不安や悩みとは?有効な対策を紹介!マインドフルネスも効果的

新人研修

多くの新入社員は、学生から新社会人になることで、さまざまな不安や悩みを抱えています。

不安や悩みが大きくなると、モチベーション低下や早期離職にもつながってしまうのです。

そこでこの記事では、「新入社員が抱えやすい不安や悩み」や「不安や悩みを抱え込ませない対策」を紹介します。

また、新入社員の不安やストレスを軽減するためには「マインドフルネス」も効果的です。マインドフルネスについても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

新入社員が不安や悩みを抱えやすい時期とは

ストレス 悩み 不安

新入社員が最も不安を抱えやすい時期は、「入社前後」と「新人研修後の5月ごろ」です。

それぞれ、解説していきます。

入社前後

入社前後の新入社員は、ストレスや不安を抱えやすい傾向があります。

「上司や先輩はどんな人だろう」「仕事をこなせるだろうか」「職場の雰囲気に馴染めるだろうか」といった不安から、メンタルヘルス不調が生じやすい時期なのです。

マイナビの「新入社員意識調査」によると、社会人になることへの『ストレスを感じる』と回答した人が46%、『どちらかといえばある』と回答した人が33.7%という結果が出ています。

約8割の新入社員がストレスを感じていることがわかりました。

出展:マイナビ 新入社員研修 2021年度 新入社員意識調査

研修期間が終了する5月ごろ

入社後の新人研修期間が終了してゴールデンウィーク後の5月ごろも、新入社員は不安を抱えやすいです。

配属先の上司や先輩社員と馴染めるか不安になったり、思っていたよりも業務内容が大変でキツさを感じたりと、精神的な不調を訴える人も少なくありません。

また、希望していない部署に配属されたり、理想と現実のギャップに苦しんだりする人もいるでしょう。

新入社員が抱える主な不安や悩みとは

オンライン研修

新入社員はどのような不安や悩みを抱えやすいのでしょうか。

詳しく3つ解説するので、それぞれ見ていきましょう。

「人間関係」や「コミュニケーション」に関する不安や悩み

学生の頃の人間関係は、年齢差があまりない先輩や後輩との付き合いが多いです。しかし、社会人になることで、幅広い年齢の人との付き合いが生まれます。

年上に対する言葉遣いのマナーなども身につける必要があり、新入社員の多くは入社後に人間関係の不安を感じてしまうでしょう。

また、苦手な上司との関わりや、クライアントとのやり取りの難しさに悩みを抱える新入社員も少なくありません。

「仕事の業務」への不安や悩み

新入社員になった直後は、覚える業務が山ほどあります。

上司の名前や通勤の電車、ビジネスマナー、1日のスケジュールなどに加えて、業務の内容を覚えようとすると、頭がいっぱいになってしまう人も……。

そこからさらに、「ミスをしたらどうしよう」「上司に怒られたらどうしよう」といった不安も重なるため、悩みを抱えてしまう人は多いのです。

「環境の変化」への不安や悩み

社会人になると生活環境が大きく変わります。

プライベートの時間が少なくなったり、生活リズムが変化したりと、生活環境が大きく変わることで、不安を感じてしまう人も多いです。

特に、実家を離れて一人暮らしや寮生活になると、ホームシックに陥る人も少なくありません。

コロナ禍による新入社員への影響とは

男性がテーブルに肘をつき頭を抱えている様子

新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークの普及が進みました。特に影響を受けたのは新入社員です。

多くの企業でオンライン面談が採用され、内定式、入社式もオンラインというケースも。リアルな接点を持たないままに新入社員研修が行われ、本配属後もテレワークが続いているというのが現状です。

リアルな場においてコミュニケーションをとる機会が激減してしまったのです。

コロナ禍における新入社員の受け入れや定着・育成に関する調査結果

新入社員へのアンケート結果でも、以下に示すように課題としてコミュニケーション不足が上位に挙がっています。

  1. 同期とのコミュニケーションのとりづらさ
  2. 自律的に業務を遂行する必要性
  3. 職場の先輩社員とのコミュニケーションのとりづらさ
  4. OJTや業務を通じた教育効果の低下
  5. 研修、業務へのモチベーション低下
  6. 上司とのコミュニケーションのとりづらさ

出展:株式会社パーソル総合研究所 コロナ禍における新入社員の受け入れや定着・育成に関する調査結果

こういった課題は、結果として「ストレスの増加」や「メンタルヘルス不調」につながります。新入社員が入社前後に直面する困難には、企業としてフォローする必要があるのです。

新入社員に不安や悩みを抱え込ませない対策とは

白いテーブルの上に植物が3つとノート・ペンが置いてある様子

ここでは、新入社員に不安や悩みを抱え込ませない対策方法を紹介します。

ぜひ、取り入れてみてください。

不安や悩みを文章に書いてもらう

新入社員に不安や悩みを抱え込ませない対策として、「文章に書いてもらう」という方法がおすすめです。

文章に書いてもらうと言っても、仕事の報告や連絡の意味合いが強いものではなく、自分の感じている気持ちをノートに書いてもらいましょう。

例えば、仕事中に感じたことや疑問点、不安に感じていることなど……。

これらを文章に書いてもらうことで、新入社員の抱えている不安や悩みが明確になります。

それを先輩社員や上司と共有していけば、職場内のコミュニケーションが円滑になりやすく、不安や悩みを相談しやすい環境が生まれます。

相談窓口を設ける

不安や悩みがあっても上司や先輩社員には相談しにくいという人もいるでしょう。

そのため、専用の相談窓口を設けて、いつでも気軽に相談ができる環境を作るのが大切です。

また、定期的にアンケートを実施して1対1の面談の機会を作るのもおすすめです。

新入社員が抱える不安や悩みには「マインドフルネス」も有効

マインドフルネス 瞑想

新入社員が抱える不安や悩みには「マインドフルネス」も効果的です。

マインドフルネスとは「今、この瞬間」に意識を集中する心と脳の状態のこと。

不安や悩みが大きくなると、ネガティブなことを繰り返し考えてしまいます。常に考え続けることは脳の疲労にもつながり、集中力や体力の低下を引き起こすのです。

そこで、マインドフルネスより評価や判断を加えずに「今、この瞬間」の経験に注意を向けることで、自分が置かれている状況を客観的に認知できるようになります。

その結果、脳や心への負荷が軽減され、脳が休息できるのです。

以下の記事では、マインドフルネスについてさらに詳しく解説しています。初心者でも簡単にできるやり方を動画付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

新入社員研修に「マインドフルネス」を取り入れるメリット4選

導入検討

新入社員がマインドフルネスを学ぶタイミングとして最適なのが、入社後に実施される新入社員研修です。

ここでは、新人社員研修にマインドフルネスを取り入れることによる4つのメリットを紹介します。

コミュニケーションの活性化

同期と一緒に学ぶ機会は新入社員研修だけです。

貴重な機会に同期が集まり、マインドフルネスの概念を共に学び、実践することでコミュニケーションの活性化が期待できます。

メタ認知力が身につく

入社直後は不安がつきもの。あれこれ思い悩み、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

マインドフルネスで自分自身を客観的に眺め、受け入れるトレーニングをすることで、「なぜ悩んでいるか」など、今の自分の状況に『客観的に気づく力=メタ認知力』が身に付きます。

レジリエンスの向上

今、この瞬間を受け入れるトレーニングを続けることで、『仕事のストレスなどからうまく回復できる力=レジリエンス』が高まります。

何事も柔軟に受け入れ、何十年と続く社会人生活を前向きに過ごす助けとなるでしょう。

離職率の改善

マインドフルネスを新入社員研修に取り入れることで、離職率の改善にもつながります。

「入社前に思い描いていた会社のイメージとの違いに悩む」などによる精神疾患への罹患、さらに休職や離職を減らすことが期待できます。


マインドフルネスには他にもさまざまな効果があります。以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

「マインドフルネス」を新人社員研修へ導入した事例

対策 コミュニケーション活性化 レジリエンス向上

最後に、新入社員研修の一環としてマインドフルネスを導入している企業の事例をご紹介します。

コロナ禍で原則テレワークとなったIT関連のA社は、一人暮らしの若手社員が多く、慣れない働き方やコミュニケーション不足が原因となり、メンタル不調の兆候がみられるようになりました。

従業員のメンタルヘルス対策としてマインドフルネスを取り入れた際、ストレス緩和やコミュニケーション活性化につながったため、テレワークで本格的に業務に就く前の新入社員研修にもマインドフルネスを取り入れたのです。

同期がオンライン上に集まり、一緒にマインドフルネスの概念を学び、体得することで同期同士の絆やコミュニケーション活性化、またレジリエンスの向上にもつながりました。

新入社員が抱える不安や悩み|まとめ

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この記事では、「新入社員が抱えやすい不安や悩み」や「不安や悩みを抱え込ませない対策」を紹介しました。

新入社員の不安や悩みが大きくなると、モチベーションやパフォーマンスの低下など、さまざまな影響が出てしまいます。

早期離職率が上がってしまう原因にもなるので、今回紹介した対策を取り入れて、新入社員が働きやすい環境を作りましょう。

また、マインドフルネスを新人社員研修に取り入れることで、さまざまなメリットがあります。企業価値を高めることにもつながるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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