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【マインドフルな人生を訪ねて#2】どうしてあなたはインストラクターに?一般MELONユーザーだったNaoさんが「伝える側」になるまでの軌跡とは

MELONインストラクターのNaoさんの画像

皆さんこんにちは!MELONでライターを担当している草茅葉菜と申します。

MELONに関わるさまざまな方にインタビュー取材を行うプロジェクトである、「マインドフルな人生を訪ねて」の第2回となる本記事。今回は「MELON講師養成講座」にスポットを当てた内容になっております!

インタビューさせて頂いたのは、第一期講師養成講座の卒業生であるMELONインストラクターのNaoさんです。

マインドフルネスに出会ったタイミングや、講師養成講座を受けるきっかけになった出来事、そして講師を目指す人へのアドバイスなどを詳しくお伺いしましたので、お楽しみに!それでは本編をどうぞ!

心理士とインストラクターの二足のわらじを履く日々 マインドフルネスと出会ったのはヨガスタジオだった

ヨガスタジオの画像

ー普段はどのようなお仕事をされているか、改めて教えていただいてもいいでしょうか?

普段は医療機関で心理士として働いていて、患者様のケアを行なっています。

ー心理師としてのお仕事の他に、MELONのインストラクターとしても活動されていますよね!バランスとしてはどのような形になっているのでしょうか?

そうですね。MELONは木曜日の60分のクラスと、30分のクラスと、15分のクラスを一つずつ持たせて頂いています。医療機関の仕事の休日という形ですね。

ーマインドフルネスに出会ったきっかけを教えていただきたいです。

元々ヨガを10年ぐらいやっていて、ヨガの実践を日常的にやっていたんですね。2019年にヨガスタジオでティーチャートレーニングを受けていた時に、そこでレッスンをされていたEmi先生に出会ったんです。Emi先生はマインドフルネスヨガのクラスを持たれていて、そのクラスを受けたということが、マインドフルネスを深めようと思ったきっかけになっています。

ー最初にEmi先生のクラスを受けた時に感じた、マインドフルネスに対する印象を教えて頂きたいです。

そうですね。「ありのまま」を受容的に受け入れるっていう感覚が、当時はすごく癒しというか、新鮮でした。自分にとって「癒しの感覚」があったなっていう風に、その時は感じましたね。今またその感じ方っていうのは変わってきてるんですけれども、当時はそういうことを感じました。

一般MELONユーザーから「マインドフルネスを伝える側」へ 入会から3ヶ月で講師養成講座に応募

木で作られた人形が、「TRY!」と言っている画像

ーMELONに入会されて、養成講座を受けようと決意されるまではどのぐらいの期間がありましたか?

MELONのユーザーになったのが2020年の4月で、第一回の講師養成講座が始まったのが7月でした。だから3ヶ月で決意をしたという形ですね。

ーどうして応募されたのかという理由を具体的に教えて頂きたいです。

マインドフルネスを伝える側の立場になってみたかった、「伝えてみたかった」という気持ちが強かったからです。

ーマインドフルネスを実践するだけではなくて、伝える側になりたいなと思ったきっかけはありますか?

そうですね、元々通っていたヨガスタジオでインストラクターの資格を取ったんです。その時から、伝えるっていうことに対して素敵だなと思っていて。マインドフルネスに関しても良いものだなということを実感していたので、伝えられたらいいなと思ったのがきっかけですね。

「伝えたい気持ち」が湧き起こった講師養成講座 同期メンバーの言葉が財産に

手に持った瓶に、キラキラした光が差し込んでいる画像

ー講師養成講座を受講される中で、印象的だった出来事はありますか?

本当にどれも良かったんですけれども、ロールプレイングの時間が沢山プログラムの中で組まれていているんです。数人がグループになって、一人ずつ実際にレッスンをやっていくんですね。一人がやって、他の2、3人がフィードバックをする感じですかね。

やっぱり最初はすごく緊張するんですよね。なんかドキドキしちゃって。でも、グループのメンバーが温かく受け入れてくれたんです。これがすごく嬉しくて。今は講師として実際にクラスをやっていますけれども、この体験が原点というか、「伝えたい」っていう気持ちが湧き起こってきたことを覚えています。その時の気持ちは今でも思い出したりしますね。

フィードバックの言葉も温かくて、「自分ってこういう風にレッスンしてるんだ」とか、「人にこんな風にこう感じてもらえてるんだな」ということが分かったので、本当に財産になりました。自分一人だとなかなか気づけないところを気づかせてくれたっていうところが印象に残ってます。

ー講師養成講座を受ける前と受けた後で、ご自身の体や心に何か変化はありましたか?

そうですね。やっぱり経験や学んだ知識っていうのを、どうやって伝えたらいいんだろうなっていうところをすごく考えるようになったんですよね。いい言葉とかに触れるようにしたりとか、本を読むようにしたり、ティック・ナット・ハンさんの詩とか、そういうものも読んだりするようになりましたね。

マインドフルネス瞑想もやっていくうちに、客観性だったりとか、思考に巻き込まれない感覚だったりとか、そういうのを体験的に感じられるようになったかなっていう感じがします。

クラス開始時にズームのアイコンを見るのが幸せ!お客様に対して常に感じる「ありがたさ」

Naoさんにインタビューさせて頂いた際の画像

ーマインドフルネスの講師をなさる上で心がけていることがあれば教えていただきたいです。

そうですね、先ほどと同じで「良いものに触れる」ように心がけたりしてますかね。あとは体や心の不調があった時には、その不調が「悪い」と思うんじゃなくて、「今そういう状態なんだな」っていうのを客観的に見てあげるようにしています。早めに寝て早めに起きたりとか、セルフケアをするようにしていますね。

ークラスを行っている時に意識していることはありますか?

来てくださる方、お客様がいて初めて私の役割っていうのは成り立つんですよね。誰もいらっしゃらなかったらクラスができないので、やっぱり来てくださる方への「ありがたさ」っていうのは常に忘れないでいたいと思っています。

入ってきてくださる時にズームのアイコンを見ると幸せに思いますね。ありがたいなっていう気持ちがあります。「今持っているものを本当に最大限伝えたい」という気持ちは常に持っています。忘れないようにしたいところですね。

「伝えたい気持ちがあったら誰でも向いている」現役講師が贈るアドバイス

人差し指で、電球を指差している画像

ーどういったタイプの人がマインドフルネスの講師に向いていると思いますか?

私が思うのは、「マインドフルネスに興味があること」と「マインドフルネスって良いなと思っていること」ですね。この2つがあったらもう講師に向いているかなって思います。例えば恥ずかしがりだからダメなんじゃないかとか、喋るのが下手だからとかって思う方もいらっしゃるかもしれないんですけど、私も上がり性なんです。でもマインドフルネスが好きで深めたい、もっと勉強したいと思っていて、伝えたい気持ちがあったら誰でも向いているんじゃないかなって思います。

ーマインドフルネスの講師を志す方や、興味があるという方へのアドバイスなどありましたら教えていただきたいです。

伝えるっていうことって、「お客様のため」みたいな感じがするかもしれないんですけど、アウトプットは自分の勉強にもなるんですよね。ぜひ楽しんで学び続けていただきたいなって思います。

あとは、もしかしたら養成講座でも出てくるかもしれないんですけれども、「どんな講師でありたいか」っていうことを想像することが大切かなと思います。目標を立てると、それに向かって練習してみようとか、こんなテーマをやってみようとか、ガイドの練習はこうしようとかっていう具体的な取り組みが出てくると思うんですよね。そういうことが成長につながると思います。


マインドフルネスの講師として大切なのは「伝えたいという気持ち」だと繰り返し教えてくださったNaoさん。MELONのクラスを受講されている読者の皆様の中にも、そんな気持ちが眠っていたりしないでしょうか?

この記事を読んで「講師養成講座に興味が出てきたかも!」と感じた方は、是非こちらのページも確認してみて下さいね!

最後に、終始丁寧にインタビューに応じてくださったNaoさん、本当にありがとうございました!