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【体験レポート】「マインドフルネス」で不安や悩みから解放され、幸せに生きていく

マインドフルネス 体験 レポート

エディター・文筆家として活動中の如月サラさんにマインドフルネスを実践するにつれて変わっていった、その経過をレポートしてもらいました。


東京で猫2匹と暮らす独身エディターである私。常に過去や未来にさまよい、悩み苦しんでいた心が、マインドフルネス瞑想を習慣にすることによって少しずつ変わってきました。その経過をレポートします。

予約の必要ないのがありがたいオンラインのクラス

「マインドフルネス」という言葉は聞いたことはあるし興味はあるけれど、詳しくは知らないし触れる機会もない。私にとってそんな遠い存在でした。

2020年8月、コロナ禍で外出もままならず仕事はすべてオンラインに切り替えられ友人達にも会えない日々が続き、そのストレスが頂点に達していた頃、MELONのオンライン・マインドフルネス・プログラムのことを知り、この憂鬱な気分が少しでも軽くなるのなら…と参加してみることにしました。

予約も必要なくZoomを立ち上げるだけというのは、仕事の終わり時間が読みづらい私にとって、とてもうれしいことでした。なぜなら、「予約が面倒」「予約しようとしても枠がいっぱい」という理由で、オンライン・ヨガに挫折した経験があったからです。

どのクラスに参加していいのかわからなかったけれど、まずは都合のいい時間に繋いで様子を見てみることにしました。

雑念は湧いてもいいのだという言葉に救われた

Zoomを立ち上げたら、インストラクターに促されるまま軽く体を動かしていきます。あれ、これってヨガでは…? そう、MELONのオンライン・マインドフルネス・プログラムには、ただじっと座って瞑想をするだけではなく、ヨガの要素も含まれているものが多くあります。

ヨガは心を静めるために身体に意識を向ける方法で、「動く瞑想」とも言われていることは知っていました。ただし、マインドフルネスには心を静めるだけではなく「観察する」ということが含まれるので、そこが大きな違いなのだそうです。

女性が自然の中でマインドフルネス瞑想をしている後ろ姿

MELONのクラスで行われているのは、マインドフルネス・ヨガと呼ばれる「今」に集中するためのヨガ。確かに、リモートワークでたった今まで仕事をしていて頭の中が忙しかったり、何か悩みごとでいっぱいになったりしている時には、軽く身体を動かして心を集中させる準備をするのがいい気がします。

身体を動かし終わると、インストラクターの誘導に従っていよいよ瞑想の開始です。実は私、これまで何度も自宅で瞑想にチャレンジしてみたけれど、雑念が湧く自分がイヤになって集中できず、なかなか続きませんでした。

しかし「雑念は湧いてもいい、湧いたらそのことに気づいて、また今、ここに戻ってくればいい」とインストラクターに言われて「そうなんだ!」とまさに目からウロコが落ちました。それまで、雑念が湧く私は瞑想に向いていないとすら感じていたので、この言葉に救われました。

まぶたを閉じるとそこに豊かな庭を感じる

MELONのオンライン・マインドフルネス・プログラムは朝6時台から夜22時台まであります。短いもので15分、長いもので75分。どの時間帯に行えば習慣にしやすいかを探っていったところ、私の場合は夜に寝る前に行うのが一番心地いいことがわかりました。

とにかく続けてみよう。自分がどう変わっていくのか見てみよう。そう決めて毎日参加していると、だんだんと自分の中に湧いてきた雑念に気づき、そっと脇に置いて今、ここに戻ってくることができるようになりました。その時、あることに気がついたのです。

下から見た道の画像

みなさんは、目を閉じたときに何が見えますか? 真っ暗な闇でしょうか。でもそこには透けてきた光やうっすらとした光の点など、いろんなものが浮かんでいると思うのです。そのまぶたの裏の闇の中に、私はある景色が見える気がするようになりました。

そこは、暗くてよく見えないけれど、様々な花が咲き、商店があり、道があり、人々が行き交うにぎやかな庭なのです。私は目を閉じて瞑想している時、その街の住人のひとりになっています。そんな不思議な感覚を抱きながら自分の呼吸に意識を集中させていると、なぜだかとても満たされて、豊かな気持ちになれるのでした。

気持ちを切り替えることができるようになった実感

それからもコロナ禍は続き、仕事のこと、生活のことなどでさまざまな不安や悩み、そして後悔が襲ってきます。そんな瞬間だらけと言ってもいいかもしれません。そこで、私は夜のオンライン・マインドフルネス・プログラムだけではなく、思いついたときにいつでも瞑想をするようになりました。

5分間と決めてタイマーをかけて椅子に座ったまま目を閉じて呼吸に集中したり、たまに電車で移動する時などはスマートフォンをバッグにしまい、軽く目を閉じて目的の駅まで呼吸に集中したりできるようになったのです。

誰も座っていない電車の画像

そのうち、急に大きな不安や後悔に襲われた時、目を閉じなくても「今はそのことは脇に置いておこう」と、気持ちを切り替えて、今、ここに集中できるようになりました。これが私にとってはとても大きな収穫でした。

学術研究によると、8週間、マインドフルネスを続けると効果があるというエビデンス(根拠)があるそうです。目を閉じればいつでも心を鎮めることができるという自信がついてきたのも、その頃からだったかもしれません。

集中力がアップしストレスが減った

悩みや苦しみの正体の大半は、過去への後悔や未来への不安なのだそうです。マインドフルネスを始めてから、自分の心が過去や未来につねにさまよっていたことがよくわかりました。でも、私達は「今、ここ」にしか生きていないのです。もう過ぎてしまった過去のことや、起こるかわからない未来のことで頭を悩ませている時間は本当にもったいない!

悩みや苦しみから解放されて今に集中すれば、さまざまな成果も上がってきます。例えば私の場合、仕事中にふと考え事をするクセをやめることができて集中力がアップし、その分、早く仕事を終えられるようになりました。また、考えても仕方のないことを考えなくなったことで、ストレスをだいぶ減らすことができるようになりました。

実はこの記事を書いている真っ最中に、実家でひとり暮らししていた父親が亡くなっているという知らせが届きました。あまりに急で、予想もしないことでした。葬儀や納骨を急いで済ませてふと誰もいない実家にいると、激しい後悔が襲ってきました。

なぜもっとまめに連絡を取らなかったのだろうか。なぜあの時優しく声をかけてあげられなかったのだろうか。私にはもっとできることがあったのではないか。その時にも、私は自然にマインドフルネス瞑想に取り組みました。

海の前で手を伸ばしている女性の画像

そのおかげで、過去の後悔はしても仕方のないことであり、今、父は老いて不自由な身体を抜け出してきっと自由に羽ばたいているのではないかという気持ちで満たされました。そして、後悔ではなく感謝の気持ちが湧いてきて、今までありがとうという気持ちになれたのです。

何度も繰り返しますが、私達は「今、ここ」にしか生きていません。その「今」を意識して一瞬、一瞬を大切に生きていくことが、不安や悩みから解放される一番の方法であり、幸せに生きていく方法ではないかと、マインドフルネスを実践するようになって心から感じています。

>>2021年2月28日までMELONのオンライン・マインドフルネス・プログラムは完全無料開放中です