代表橋本より|年末のご挨拶
Melon代表の橋本です。 いよいよ2025年も終わろうとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年、AIは私たちの日常に大きな変化をもたらしました。ふと立ち止まって考えると、私たちは今、かつてないほど「知る」「考える」というプロセスをテクノロジーに委ねられる時代を生きています。
その中で私は一つの問いについて考えて続けていました。 「思考をAIに任せて生まれた時間を、私たちは何に使うべきなのだろう?」自分の中でもまだ明確な答えがあるわけではありませんが、効率化が進み節約できた時間を更なる成果を得るために使うべきなのでしょうか?
私には世の中が便利になればなるほど、人間だけに許された「感じる」ことの価値が高まっているように思えてなりません。冬の朝の冷たい空気、コーヒーの香り、胸の奥にある小さな不安や、湧き上がる喜び。 これらを「味わう」ことだけは、どんなに優秀なAIでも代わることはできません。
もしAIが私たちに時間をプレゼントしてくれたのだとしたら、それを「感じる」時間を増やすために使っても良いのではないでしょうか。マインドフルネスの実践は、まさに「感じる力」を磨くための時間です。そしてその価値はAIの時代だからこそ高まっています。
2026年も、皆さまと一緒に「今、ここ」にある感覚を丁寧に味わっていけたらと願っています。
どうぞ、心穏やかな年末年始をお過ごしください。 本年も本当にありがとうございました。
