イベントレポート

歴史的瞬間!?早稲田大学とMELONの合同研究発表イベントの様子をご紹介!

早稲田大学・MELON共同研究イベントの画像

皆さんこんにちは!MELONでライターを担当する草茅葉菜と申します。

今回は、6月20日に開催された「早稲田大学・MELON共同研究発表イベント」の様子をレポートとして皆さんにご紹介させて頂きます!

早稲田大学・MELON共同研究イベントとは?

「早稲田大学・MELON共同研究発表イベント」は、早稲田大学とMELONが共同研究した「オンライン・マインドフルネスプログラムの効果検証」の成果を発表するものです。

マインドフルネス自体の効果は他の研究でも科学的に実証されていますが、民間企業が提供するオンライン・マインドフルネスプログラムに関する研究は日本で初めてです。

Zoomを通して開催された本イベントには、全体で150名弱の方にご参加頂きました。それでは次の章からイベント中の様子をご紹介したいと思います!

イベント内容のレポート

Zoomのリンクに入るとそこには既に沢山の参加者の方が!どんな成果が発表されるのか、ドキドキした気持ちで開始を待ちました。

時間になるとMELON代表橋本さんのお話があり、そのあとすぐに研究責任者である早稲田大学の高橋先生による成果発表が始まりました。

無作為比較試験といった難しい単語や、文系の私が一瞬ひるんでしまうようなグラフも出てきましたが、高橋先生の丁寧な解説のおかげでなんとか理解することができました(笑)皆さんにも噛み砕いてご紹介します!

まず「どのようなことが実証できたのか」という点については、うつ・不安の尺度では偏差値12〜15ほどの改善効果、ウェルビーイング(楽しく、活動的に過ごしているか)の尺度には偏差値13〜15ほどの改善効果が確認できたということです。これだけ聞いてもなんだかパッとしないですよね。もっと具体的なことで例えてみます。

模試の成績で考えると?→ 偏差値50だった子が、2か月間塾に通ったら65まで伸びるくらいの改善度

今回の研究に沿って考えると?→ うつの診断を受けている人が、2ヶ月でうつの診断がなくなるくらいの改善効果

これらの具体例を踏まえると、今回の研究成果がかなり大きなものであったことが分かります。

また先ほど出てきた「無作為比較試験」という言葉は、研究の対象者をランダムにグループ分けして検証することを指します。そして「民間企業が提供するプログラムにうつ・不安の軽減効果があるか」「無作為比較試験」によって実証したのは日本初だということです!日本初という響き、なんだか嬉しくなりますよね笑

終盤では「最強の休息法」の筆者としても知られる久賀谷先生を交えたパネルディスカッションが行われました。先生からは「日本でこのようなマインドフルネスの研究が行われるのは珍しく、今日の成果発表は歴史的な出来事になるだろう」というお話がありました。

久賀谷先生のお言葉に胸がぐっと熱くなり「MELONの仕事をもっと頑張らなきゃ!」と、リビングで1人意気込みました笑

MELONはこれからも、マインドフルネスと共に未来を切り拓いていきます。皆さんも温かく見守って頂けると幸いです!