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年末のご挨拶

年末 2021

いつも大変お世話になっております。
株式会社Melon代表の橋本と申します。

2021年の最後を締めくくるにあたり、この1年で私が感じたことを書いてみたいと思います。

2019年の終わりに拡大が始まったコロナですが、当初はすぐに落ち着くと誰しもが考えていたのではないでしょうか。

私もそのうちの一人でした。まさか2年間にわたり世界で猛威を振るい、コントロール不能になるとは考えていませんでした。

数ヶ月で状況が落ち着く、長くても1年で改善していくと信じられる状況であれば、我慢で乗り切れたと思います。

しかし、現実には先の見えないトンネルに入ってしまった、という感覚を持たれた方が多かったのではないでしょうか。

長い先の見えないトンネル 闇

ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という本をご存知の方もいるかもしれません。

第二次世界大戦のナチスによる強制収容所での人間の心理を描いた本ですが、この中に今回のコロナを彷彿とさせるくだりがあります。

彼の見方では、強制収容所という絶望的状況を生き延びた人と、力尽きてしまった人の大きな違いは、生きる希望を持てたかということでした。

これまで当たり前に享受してきた自由という権利を奪われ、経済的にも心理的にも追い詰められてしまった中でどのように生き延びるか。

この2年間の経験を通して、誰も正解を持っていない問題に強制的に対峙させられ、悩んだ方は私だけではないと想像します。

雲に覆われた空に一筋の光

そのような中で、MELONを通じて私が得ることができた一つの答えがあります。

それは「すべての人の心の奥には愛や優しさがあり、それに触れることができた時に、自らの心にも光が差し込み希望が生まれる」ということです。

一人で孤独に戦っている時、心は闇の中にあります。将来、状況が好転すると信じることはできないかもしれません。

しかし、誰かとつながり、ほんの少しでも共感してもらったり、温かい言葉をかけてもらえば、もう少しだけ前に進む勇気が生まれてきます。

デジタル化が進み人との繋がりが希薄になる中で、うわべだけではない心の交流にこそ価値があることに改めて気づくことができました。

人との繋がり 心の交流

PTSDの反対、PTG(Post Traumatic Growth – 外傷後成長)という言葉をご存知でしょうか。

これは危機的な経験をして、それにより激しく傷ついたとしても、その後にむしろ人間として大きく成長することです。

先ほど挙げたフランクルもそのような経験をしたようです。またMELONに関わるインストラクターやスタッフも同じような経験をした者が多いです。

楽観的な見方をすれば、コロナという世界的な危機を通じて、私たち人類は大きく成長する可能性を得たのかもしれません。

朝日が登る 2022の幕開け

2年前と比較して自分自身の価値観がどのように変わったか、この年末に振り返ってみるのも良いかもしれません。

2022年がどのような年になるかは誰にも分かりませんが、自分自身の信じる価値に従い、毎日を大切に過ごしていきたいですね。

寒い日が続きますがくれぐれもお身体をお大事に、素敵な新年をお迎えください。
来年も皆さまにとって良い年になりますように。

株式会社Melon
代表取締役 橋本大佑