近年、カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)は、企業にとって深刻な経営リスクの一つと注目されております。早々と東京都をはじめとする自治体がカスハラに関する条例が2025年4月より制定されました。

厚生労働省は「職場におけるハラスメントの一類型」として明確化し、企業に防止措置を求めるガイドラインを公表しています。すでにコールセンターや小売・飲食業をはじめとするサービス業にとどまらず、多様な業種で深刻な問題となっており、従業員の離職・メンタル不調・現場崩壊につながるケースもでてきていることがメディア等でも取り上げています。

そんな中、2026年度中に改正・労働施策総合推進法が施行されます。いよいよ次年度にカスハラ対策が法的義務となります。

本セミナーでは、人事・労務案件や契約書、通報窓口等を中心に活躍されてこられた弁護士中村仁恒先生にご登壇いただき、2026年度中に施行される法改正を見据え、企業に新たに課される義務の内容や対策法を解説いただきます。

また、すでに取り組み開始されている企業の事例ついてもご紹介します。従業員を守り、企業リスクを回避するための知識を整理し、カスハラ対策のための第一歩となるセミナーですので、人事・労務、総務、法務、顧客対応の責任者の皆様はぜひご参加ください。

お申し込みはこちら

Contents
  1. イベント概要
  2. 登壇者プロフィール

イベント概要

<日時>
2025年10月23日(木) 15:00〜16:00

<参加形式>
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・法改正に備えた社内規程や体制整備を検討中の法務担当者
・日々の顧客対応・コールセンター業務を統括する総務ご担当者
・従業員の安全配慮義務や心理的安全性を経営課題として重視する経営者

<プログラム(予定)>
15:00〜15:05 開会
15:05〜15:45 中村先生ご講演
15:45〜15:55 MELON講演
15:55〜16:00 閉会

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誠に勝手ながら、今回のセミナーにつきましては、下記に該当する方のご参加をご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
・企業、団体にご所属でないお客様
・弊社競合サービスを取り扱う企業にご在籍のお客様
・GmailやYahoo!メールなど、法人アドレスではないフリーメールをご利用のお客様

登壇者プロフィール

弁護士法人ロア・ユナイテッド法律事務所
パートナー弁護士 
中村 仁恒

早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学法科大学院修了。人事・労務案件や契約書、不動産、通報窓口等を中心に企業法務全般を取り扱う。著書に、『実務Q&Aシリーズ 懲戒処分・解雇』(労務行政 共著)、『実務Q&Aシリーズ 募集・採用・内定・入社・試用期間』(労務行政共著)などのほか、「労政時報」等専門誌への寄稿多数。成蹊大学経済学部非常勤講師(労働法)。

株式会社Melon取締役
浅野 雅之

慶應義塾大学商学部卒業。JTB、Panasonic等を経て、複数企業でマーケティング・新規事業を歴任。2016年よりヘルスケア分野でJMDCでPHR事業創業、東大発スリープテックのスタートアップ役員を経て、2024年Melonに参画。現在マーケティング・コーポレート管掌。

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株式会社Melonは、2025年10月15日(水)に株式会社アスマーク様と共催で、「データから読み解くハラスメントの実態~解決の糸口を探る人事施策の3つのポイント~」をテーマにした人事・総務ご担当者向けセミナーをオンラインで開催いたします。

ハラスメント防止に取り組む企業は年々増えています。しかし、「研修を実施しても効果が感じられない」「相談窓口を設置したのに、ほとんど利用されない」そんな声は後を絶ちません。実は、ハラスメントは一律の対策だけでは解決できない、きわめて「個別性」の高い問題です。

アスマーク様が 1万人を対象に実施した独自調査でも、「72%が関係性や状況によって感じ方が変わる」と回答し、さらにハラスメントの受け止め方に世代間ギャップがあることも明らかになりました。

つまり「正しい対策をしているはずなのに成果につながらない」のは、決して企業の努力不足ではなく、従来型アプローチの限界が背景にあるのです。

本セミナーでは、アスマーク様が最新データの解説に加え、データを活用した現状把握や効果測定の具体的な手法を紹介し、Melonからは、個別性を重視した施策設計、心理的安全性を高めるアプローチや継続的にケアできる仕組みづくりについて解説します。

データから見えてくる“ハラスメント対策の盲点”を明らかにし、現場に即した解決の糸口を探ります。

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Contents
  1. イベント概要
  2. 登壇者プロフィール

イベント概要

<日時>
2025年10月15日(水) 13:00〜14:00

<参加形式>
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・ハラスメント防止研修を実施しているが、効果が実感できない研修担当者の方
・相談窓口を設置したが、利用率が向上していない担当者の方
・世代間のコミュニケーションギャップにお悩みの担当者の方
・一律の対策では現場の課題に対応しきれないとお悩みの人事の方

<プログラム(予定)>
・データ解説  
 パワハラのデータ調査とインサイト
・パネルディスカッション 
 データから見える現実と、現場で起きている構造的課題について実践的Tips
 – データ活用した現状把握・効果測定の手法
 – 個別性重視の施策設計・心理的安全性向上・継続的ケアシステム

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誠に勝手ながら、今回のセミナーにつきましては、下記に該当する方のご参加をご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
・企業、団体にご所属でないお客様
・弊社競合サービスを取り扱う企業にご在籍のお客様
・GmailやYahoo!メールなど、法人アドレスではないフリーメールをご利用のお客様

登壇者プロフィール

株式会社アスマーク
Humap事業部
岩﨑 真吾

2016年マーケティングリサーチの企画提案営業として中途入社。
調査会社・広告代理店・コンサルティング業界のクライアントを中心に担当し、19期下期・20期上期・20期下期の3期連続で全社MVPノミネート。19期下期に全社MVP、20期下期全社準MVP受賞。
2022年9月よりマネジメント業務も担当し、2024年12月よりHRサービス「Humap」の専任営業担当となる。マーケティングリサーチ営業での経験を活かした、顧客視点での課題解決提案を行う。

株式会社Melon取締役
浅野 雅之

慶應義塾大学商学部卒業。JTB、Panasonic等を経て、複数企業でマーケティング・新規事業を歴任。2016年よりヘルスケア分野でJMDCでPHR事業創業、東大発スリープテックのスタートアップ役員を経て、2024年Melonに参画。現在マーケティング・コーポレート管掌。

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幸せだから、うまくいく。ポジティブ心理学は、単なる「前向き思考」ではなく、心の豊かさを科学的に解き明かす学問です。

本講座では、ポジティブ・ネガティブ両方の感情の役割を理解し、うまく付き合うことでウェルビーイングを高める具体的な方法を学びます。理論とワークを組み合わせ、自分の人生に「幸せを選び取る力」を育んでいきましょう。

Contents
  1. ポジティブ心理学実践講座 〜感情の科学で「幸せを選ぶ力」を育てよう〜
  2. こんな方におすすめ
  3. 講師コメント
  4. 参加要件
  5. キャンセルポリシー

ポジティブ心理学実践講座 〜感情の科学で「幸せを選ぶ力」を育てよう〜

■講師
しずか

■スケジュール
※ 全2回のクラスになります。
DAY1:11月16日(日)10:00〜11:30(90分)
DAY2:11月23日(日)10:00〜11:30(90分)

■開催方法
オンライン(Zoom)

■参加費
両日参加:14,850円(税込)
両日参加【早割(10月19日まで)】:13,200円(税込)
DAY1(11月16日)のみ参加:7,700円(税込)
※DAY2のみの参加は受け付けておりません


◼︎持ち物
紙とペン

■最少催行人数
8名

■お申し込み方法
下記ボタンよりお申し込みとお支払いをお願いいたします。
※Peatixサイトに遷移します。

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こんな方におすすめ

講師コメント

ポジティブ心理学の学びは「正しく生きるための教科書」ではなく、「自分を幸せにする選択肢を増やす地図」です。「幸せとはなにか」「感情の仕組み」を理解し、自分の内側にある幸せの源泉に気づくことで、人生の質は大きく変わります。

この講座では、理論だけでなく、実践的なワークを通して「幸せを選ぶ力」を身につけていきます。ご一緒に、自分自身をより豊かに育てる時間を過ごしましょう。

参加要件

キャンセルポリシー

キャンセルされる場合、以下の期間でキャンセル料が発生します。
6日前から:代金の100%
※ただし、やむ得ない事情がある場合はご相談ください。返金はクラス終了以降順次行います。ご了承くださいませ。

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エッセンシャルワーカーの心身のケアが課題となっている保育・介護業界。株式会社ポピンズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長グループCEO:轟 麻衣子、以下「ポピンズ」)では、社員が生き生きと働ける環境づくりを重要視していることから、Melonが提供するセルフケアプログラムを導入します。10月からは、女性社員を対象に更年期症状緩和のためのプログラムを導入します。

■導入の背景

エッセンシャルワーカーの仕事は、大きなやりがいがある一方で、精神的・肉体的な負荷が大きいことが業界全体の課題となっています。この課題に対し、ポピンズは「社員が生き生きと働くことで、お客様の幸せに連鎖する」という理念に基づき、社員主体で「働きがい」、「成長」、「待遇」の3つの軸で働きやすさの向上や業務改善を行う「社員ファースト」プロジェクトを推進しています。

このプロジェクトの一環として、組織のエンゲージメントとWell-beingの課題解決を支援する株式会社Melon(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 大佑、以下Melon)のセルフケアプログラムを導入。この科学的なアプローチを通じて、社員の心身の健康をサポートし、ウェルビーイング向上に貢献することで、質の高いサービスを継続して提供してまいります。

■プログラム詳細

管理職向けのセルフマネジメント研修や、オンラインの心・カラダ・学びを取り入れたマインドフルネス「MELONオンライン」に加え、10月からは、Melonが提供する更年期症状緩和のためのプログラムを導入。本プログラムは、経済産業省の実証事業として専門家の監修のもと、Melonと合同で2ヶ月実施します。

働く女性の更年期症状緩和を目的に、更年期症状を感じる、また、将来の更年期症状へ備えたい女性社員を対象に、マインドフルネス研修や、セルフケアプログラムを行います。

今後も、さまざまな取り組みを通し、社員が生き生きと働ける環境づくりを目指してまいります。

■プログラムに参加した社員の声

7月には、管理職の社員を対象に、セルフマネジメントをテーマにプログラムを実施。セルフマネジメントの必要性や、セルフマネジメント・マインドフルネスの実践などを学びました。

<社員の声>
・2カ月続けるとより効果が表れること、科学的根拠などの説明があり、やってみようという意識付けになった。
・自分の中に浮かんできたことを良い悪いととらえるのではなく、自分の気づきとして捉えていくというマインドフルネスの考え方が勉強になった。
・普段は保育に関する知識技術の研修が多く、自分自身と向き合う研修は久しぶりでリフレッシュできた。

■株式会社Melon 会社概要

Melonは、組織の心と感情の課題解決を支援するエモーショナル・マネジメント・カンパニーです。脳科学や心理学でエビデンスが認められたマインドフルネスを応用し、科学的なアプローチに基づいたサービスを法人・個人のお客様に提供しています。
具体的には、メンタルヘルス予防、コミュニケーション向上、リーダーシップ強化等のプログラムを研修、ワークショップ、クラス、オンラインサービスを提供し、今後もMelonは、セルフマネジメントスキルの向上を通じて、個と組織、社会が変革を生き抜く力を築いていきます。
代表者:代表取締役社長 橋本 大佑
所在地:東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ301
設立日:2019年4月
資本金:6,150万円
公式サイト:https://www.the-melon.com

■ポピンズグループ会社概要

ポピンズグループは、1987年創業以来「働く女性を 最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します」をミッションに、ナニーサービス、ポピンズシッター、ナーサリーや学童、オーダーメイド介護のVIPケアサービスなど、働く女性の多様なニーズにお応えしてまいりました。

■ポピンズグループのSDGsへの取り組みについて

2020年に日本初のSDGs-IPO企業として東証一部に上場。創業以来、事業そのものでの社会貢献を目指してまいりました。ポピンズが特に注力してアクションするのは4番「質の高い教育をみんなに」5番「ジェンダー平等を実現しよう」8番「働きがいも経済成長も」の3項目です。日々ナニーサービスやナーサリー、学童で行うエデュケアなど、実践でのSDGsの取り組みに加え、ハーバード大学教育学大学院・プロジェクトゼロと共同で「子どものためのSDGs」をテーマに研究を進めるなど、アカデミックな面からも貢献を目指しています。
社名:株式会社ポピンズ
住所:東京都渋谷区広尾5丁目6番6号
設立:1987年
代表取締役社長グループCEO:轟 麻衣子
ホームページ:https://www.poppins.co.jp/hldgs/
主要子会社:

 株式会社ポピンズエデュケア
 株式会社ポピンズファミリーケア
 株式会社ポピンズプロフェッショナル
 株式会社ポピンズシッター
 株式会社ウィッシュ

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社Melon 広報担当:浅野

電話:090-8048-2197 メールアドレス:pr@the-melon.co.jp

組織のエンゲージメントとWell-beingの課題解決を支援する株式会社Melon(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 大佑、以下Melon)は、経済産業省 令和7年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における実証事業を開始しました。

本実証事業でMelonは、更年期女性に対するマインドフルネスプログラムの効果検証の取り組みとともに、男性にも更年期に関する啓発活動、研修活動を行い、女性が健康的に働きやすい社会を作るサポートをします。

今回、実証フィールドとして、多くの女性が活躍する企業である株式会社ポピンズ様(以下、「ポピンズ」)に先行して取り組みを展開していきます。ポピンズは、「働く女性を 最高水準のエデュケアと介護サービスで支援する」というミッションを掲げナニー(教育ベビーシッター)、ベビーシッター、介護、家事支援などの在宅サービスの提供、保育園・学童・インターナショナルスクールなどを運営する会社です。この試みは、ポピンズの「社員ファースト」プロジェクトの一環として導入され、社員の心身の健康と幸福度を向上させる取組みとして導入されたものです。具体的には、ポピンズの従業員に対して、更年期症状の有無を判断する尺度評価で判断し、本事業の参加に同意された方を対象としてマインドフルネスや研修等を行います。これにより、更年期を穏やかに過ごし、幸せに働ける従業員を増やすことを目指します。

■本実証事業の内容

科学的なマインドフルネスプログラムのアプローチとして、MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction)※をベースとした包括的なサービスを提供します。具体的には、以下の研修・プログラムを実施します。

を実施します。

今回の実証事業を通して、働く女性一人ひとりが、心身ともに健康を保ちながら、自らの能力を最大限に発揮し、やりがいをもって職業生活を送ることができる社会の実現を目指していきます。

今後もMelonは、セルフマネジメントスキルの向上を通じて、個と組織、社会が変化を生き抜く力を築いていきます。

※MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction):マインドフルネスストレス低減法のことで、ストレスや不安を軽減し、心身の健康を向上させることを目的としたプログラムを指す。

■株式会社Melon 代表取締役 橋本大佑のコメント

多くの働く女性が、更年期をはじめとする心身の変化に不安を抱えながら日々お仕事に取り組まれています。私たちは、そうした女性お一人おひとりに寄り添い、科学的なアプローチで健康とウェルビーイングをサポートしたいと考えています。また、企業で働く男性にも理解を促す活動を広げていきたいと考えています。日本企業の女性活躍推進を次のステージへと押し上げる原動力となればと思います。

■「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」について

フェムテック*等の製品・サービスを活用し、フェムテック企業、導入企業、医療機関、自治体等が、個別に、または連携して実施する、妊娠・出産・更年期等ライフイベントと仕事の両立、女性特有の健康課題解決等により、働く女性が能力を最大限発揮し、いきいきと活躍することを目的とする事業について、その経費の一部を補助する事業を行うことにより、サポートサービスの普及に係る課題等の解決を促進し、ひいては企業の人材多様性を高め、中長期的企業価値を向上することを目的とします。令和7年度は合計27事業の応募があり、外部有識者による審査の結果、当社を含む9事業者(令和7年7月29日時点)が採択されました。

フェムテック*とは「Female (女性)とTechnology(テクノロジー)からある造語であり、生理や更年期などの女性特有の悩みについて、先進的な技術を用いた製品・サービスにより対応するもの」(経済産業省HPより)

▼経済産業省 令和7年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者における補助事業者の公募結果の公表について

https://www.asakonet.co.jp/topics/20250728_femtech_koubokekka/

■株式会社Melonについて
Melonは、組織の心と感情の課題解決を支援するエモーショナル・マネジメント・カンパニーです。脳科学や心理学でエビデンスが認められたマインドフルネスを応用し、科学的なアプローチに基づいたサービスを法人・個人のお客様に提供しています。
具体的には、メンタルヘルス予防、コミュニケーション向上、リーダーシップ強化等のプログラムを研修、ワークショック、クラス、オンラインサービスを提供し、今後もMelonは、セルフマネジメントスキルの向上を通じて、個と組織、社会が変革を生き抜く力を築いていきます。

代表者:代表取締役社長 橋本 大佑
所在地:東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ301
設立日:2019年4月
資本金:6,150万円
公式サイト:https://www.the-melon.com

MELONの代表取締役CEO・橋本大佑が毎月お届けするコラム。組織のウェルビーイングを高め、生産性向上や離職防止、さらにはパフォーマンス向上を実現するための最新トピックスをご紹介します。


「また新しい施策ですか?」「忙しくて研修に参加する時間がない」人事担当の皆さんなら、管理職からのこうした反応に頭を悩ませた経験があるのではないでしょうか。

一方で、経営陣からは「管理職の成長が組織の要。もっと積極的に自己投資してもらいたい」という期待が寄せられる。まさに板挟み状態で、従業員のウェルビーイング向上や多様性推進、エンゲージメント向上といった責任範囲が広がる中、人事部門は双方から非難を受けやすい立場に置かれているというケースをしばしば耳にします

しかし、この状況の背景には、プレイングマネージャーが避けられない「二重負荷」があります。日々の業務とマネジメントを同時に担う管理職にとって、「成長に投資する余裕がない」というのは自然な反応とも言えます。

今回は、この現実を踏まえたうえで、忙しい管理職が自ら学びに向かい、組織全体の成長につなげるための実践的な視点をお伝えします。

Contents
  1. プレイングマネージャーにのしかかる「やることリストの無限ループ」
  2. 「しぶしぶ参加」から「前のめり参加」への転換
  3. 内省が生み出す本質的な問いと行動変容

プレイングマネージャーにのしかかる「やることリストの無限ループ」

人事担当の皆さんも、管理職から「やることが多すぎて学ぶ時間がない」との声を聞いたことがあるのではないでしょうか。

課長クラスの多くは、朝から晩まで個人の業務に追われ、合間には部下の相談対応、会議、報告書作成といったマネジメント業務をこなしています。まさに「やることリストが終わらない無限ループ」に陥っているのです。

この状況では、「時間を作って学びましょう」といった従来型のアドバイスは現実味を持ちません。忙しい管理職が本当に時間を生み出すためには、単なるスケジュール調整ではなく、自分の働き方や思考のパターンそのものを見直すことが不可欠です。

「しぶしぶ参加」から「前のめり参加」への転換

多くの管理職が研修や人事施策に対して消極的な理由は、時間の制約だけではありません。より本質的な問題は、これらの取り組みが「会社から求められるもの」「やらされるもの」として認識されていることです。
この状況を変える鍵が「内省力」にあります。内省とは、自分の価値観、強み、課題、そして真の目標を深く掘り下げ、「なぜ自分はこの仕事をしているのか」「どんな管理職になりたいのか」という根源的な問いに向き合うプロセスです。
この内省を通じて、管理職は自分自身の「軸」を再発見し、内発的動機を発見します。会社の期待や部下のニーズに応えるための視点ではなく、自分が本当に大切にしたい価値観や実現したいビジョンが明確になることで、外発的動機よりも力強い内発的動機へのシフトが起こるのです。

内省が生み出す本質的な問いと行動変容

内省を習慣化した管理職は、日々の業務で「この作業は本当に必要か?」「この会議の真の目的は何か?」といった本質的な問いを自然に持つようになり、無駄な業務の削減や適切な権限委譲といった行動が生まれ、組織全体のパフォーマンス向上が実現されます。
すると、これまで「またか」と感じていた研修や施策も、「自分の成長に必要なもの」として前向きに捉えられるようになります。これは自分自身を深く理解する過程で生まれる、根本的なマネジメント力の向上なのです。
忙しい日々の中でも、月に一度、週に一度、あるいは一日の終わりに10分でも、自分自身と向き合う時間を持つこと。その小さな習慣が、管理職個人の成長加速と組織全体の活性化という大きな成果につながっていくのです。


MELONでは、忙しい管理職が短時間でも効果的に内省を深められるプログラムを提供しています。「またですか?」という声を「これは面白そうだ」に変える組織変革を実現されたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ご相談はこちらから

監修・執筆

橋本 大佑株式会社Melon 代表取締役 CEO

株式会社Melonは、2025年10月9日(木)に株式会社情報基盤開発と共催で「ストレスチェック・サーベイは意味ない?成果を生み出す3つのポイント」をテーマにした人事労務・健康経営ご担当者向けセミナーを開催いたします。

ストレスチェックやサーベイを「やっておわり」にしていませんか? 従業員から得たデータを活かし、具体的な改善につなげるには分析と構造化が重要です。

本セミナーでは、特にコミュニケーション不足や組織文化の壁に着目し、メンタルヘルスリテラシー研修とマインドフルネス(目の前のことに集中する状態)の実践を組み合わせた、継続的な職場改善のための仕組みづくりをご紹介します。

「ストレスは脳内でどう生まれるのか?」
「なぜ人間関係が離職の大きな原因になるのか?」
「どうすれば従業員の自己理解と他者理解を促せるのか?」

など、ストレスと人事課題の気になる関係をわかりやすく解説します。

具体的な成功事例として、「日本総研のプレゼンティーズム改善」「三井物産のエンゲージメント向上ストレス軽減」「某旅行会社の睡眠改善」をご紹介します。ぜひお気軽にご参加いただき、ご自身の職場づくりにお役立てください。

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Contents
  1. イベント概要
  2. 登壇者プロフィール

イベント概要

<日時>
2025年10月9日(木) 15:00〜16:00

<参加形式>
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・ストレスチェックを単なる形式ではなく、職場改善につなげたい人事/総務ご担当者様
・エンゲージメントUPのためツールや制度を導入したが効果を感じない人事/総務ご担当者様
・組織内の心理的安全性やコミュニケーションの課題を改善したい経営者の方/人事ご担当者様

<タイムテーブル(予定)>
13:00〜13:05 開会
13:05〜13:25 情報基盤開発様ご講演「サーベイが役に立たない3つの理由」
13:25〜13:45 MELON 講演「ストレスチェックを成果につなげる ──実効性ある改善の3つのポイント」
13:45〜13:55 Q&A
13:55〜14:00 閉会

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誠に勝手ながら、今回のセミナーにつきましては、下記に該当する方のご参加をご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
・企業、団体にご所属でないお客様
・弊社競合サービスを取り扱う企業にご在籍のお客様
・GmailやYahoo!メールなど、法人アドレスではないフリーメールをご利用のお客様

登壇者プロフィール

株式会社情報基盤開発
CMO(最高マーケティング責任者) 
村上 大介

コンサルファームにて6年間、人事コンサルティングやフランチャイズビジネス展開に携わった後、東大発ベンチャー「情報基盤開発」の立ち上げに参画。
営業のプロフェッショナルとして、弊社・情報基盤開発のマーケティング戦略全体を統括。コンサルタント時代に1,000社以上の企業の人事担当者様から生の声を聴き、ストレスチェックの結果分析や人事コンサルティング業務の実務も手掛ける。

2024年単年度実績で4,800社・150万人にご利用いただく弊社のストレスチェックサービス「ソシキスイッチ ストレスチェック」では、ご利用企業・団体向けの職場環境改善のコンサルティング提案や社内研修講師、セミナー活動等にも尽力する。

株式会社Melon取締役
浅野 雅之

慶應義塾大学商学部卒業後、JTBや松下電器産業(現Panasonic)にて国内外の法人営業を経験。その後、複数企業でBtoB・BtoCマーケティングや新規事業責任者を務める。
2016年よりヘルスデータプラットフォーム社にてグループ内ベンチャーでPHR事業を創業。JMDCと統合後は、データ活用の促進・売上アップのポイントビジネス・ウェアラブル端末販売などを牽引し、Fitbit 社との日本独占販売提携などを含めたアライアンスも担当する。

2022年より東大発スタートアップでコーポレートとマーケティングの両管掌役員として従事。2024年8月よりMelonにジョインし事業開発や業務提携等を担当したのち、2025年6月よりマーケティングとコーポレートを管掌。

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株式会社Melonは、2025年10月7日(火)にキリンビバレッジ株式会社と共催で、「個のレジリエンス×組織のコミュニケーションで実現するウェルビーイング経営の本質」をテーマにした人事・総務ご担当者向けのセミナーをオンラインで開催いたします。

働き方の多様化や人材流動性の高まりに伴い、企業における健康経営への注目は年々高まっています。一方で、健康経営優良法人認定の取得自体が目的化し、「認定ゴール」に陥るケースも少なくありません。

いま求められているのは、認定にとどまらず、社員一人ひとりの心身のレジリエンスと、組織全体のコミュニケーションを通じて持続可能な成長を実現する“本質的な健康経営”です。

本ウェビナーでは、個人と組織それぞれの視点から、実践的なセルフケアやレジリエンス強化の考え方、そして組織文化としての対話・つながりの重要性を議論します。参加者の皆様には、制度設計や認定取得にとどまらない、次世代のウェルビーイング経営を推進するヒントをお持ち帰りいただけます。ぜひご参加ください。

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Contents
  1. イベント概要
  2. 登壇者プロフィール

イベント概要

<日時>
2025年10月7日(火) 13:00〜14:00

<参加形式>
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・健康経営を「認定取得」で終わらせず、組織の本質的な変革につなげたい人事部門の責任者様
・従業員一人ひとりのセルフケア力・レジリエンスを高めたいと考えている経営企画・人事担当者様
・部署間・従業員間のコミュニケーション不足に課題を抱える総務・人事ご担当者様
・離職防止やエンゲージメント向上に直結する“本質的な健康経営”を模索している経営層の皆様
・健康経営優良法人認定をきっかけに、次の一手を探しているご担当者様

<タイムテーブル(予定)>
13:00〜13:05 開会
13:05〜13:20 ショートディスカッション
13:20〜13:35 キリンビバレッジ様講演
13:35〜13:50 MELON講演
13:50〜13:55 Q&A
13:55〜14:00 閉会

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登壇者プロフィール

キリンビバレッジ株式会社 企画部CSV推進室 
清水 政孝

キリンビール株式会社にて営業を経験し、2024年4月より現職。健康経営支援サービス「WellWa(旧:KIRIN naturals)」を担当し、健康推進に向けたWellWaの効果的な活用などをマーケティング活動を通してお伝え。健康経営アドバイザー取得。マーケ領域一人担当者。

株式会社Melon 取締役
浅野 雅之

慶應義塾大学商学部卒業。JTB、Panasonic等を経て、複数企業でマーケティング・新規事業を歴任。2016年よりヘルスケア分野でJMDCでPHR事業創業、東大発スリープテックのスタートアップ役員を経て、2024年Melonに参画。現在マーケティング・コーポレート管掌。

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株式会社Melonは、2025年9月30日(火)に日本生命保険相互会社でマインドフルネスを推進されているご担当者をお迎えし、「人的資本経営を支える“心の健康”〜日本生命に学ぶマインドフルネス活用事例〜」をテーマにした人事・総務ご担当者向けセミナーをオンラインで開催いたします。

心の不調は、従業員一人ひとりのパフォーマンスだけでなく、組織全体の生産性や持続的成長にも影響を与える重要な課題です。しかしながら、健康経営*をリードする企業であっても「心の不調の予防」まで踏み込んだ取組みが十分にできていない、という課題が残っているのではないでしょうか。

本セミナーでは、日本生命保険相互会社 人的資本経営支援室 の瀬口様にご登壇いただき、同社がマインドフルネスを活用したセルフマネジメント力を高める施策を社内に導入されるに至った背景や取り組みの経緯、さらに実際に実施されている研修やマインドフルネスルームの運営についてご紹介いただきます。その上で、Melonとのパネルディスカッションを通じ、職場での具体的な実践方法や導入のヒントを一緒に探ってまいります。さらにMelonとのパネルディスカッションを通じ、職場での実践や導入のヒントを深掘りします。
*「健康経営」は、特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標です。

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  1. イベント概要
  2. 登壇者プロフィール

イベント概要

<日時>
2025年9月30日(火) 15:00〜16:00

<参加形式>
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。

<こんな方におすすめ>
・社員のメンタル不調を予防し、生産性やエンゲージメント向上につなげたい人事ご担当者様
・健康経営を推進するなかで、「心の健康」への具体的な施策に課題を感じている経営者様/人事ご担当者様
・社内にマインドフルネスを取り入れる実践事例を知り、自社での導入に活かしたい人事・総務ご担当者様

<タイムテーブル(予定)>
15:00〜15:03 開会
15:03〜15:20 日本生命保険相互会社様ご講演「職場へのマインドフルネス導入」~日本生命の取組み~
15:20〜15:40 日本生命保険相互会社様×MELON  パネルディスカッション
15:40〜15:55 Q&A
15:55〜16:00 閉会

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誠に勝手ながら、今回のセミナーにつきましては、下記に該当する方のご参加をご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
・企業、団体にご所属でないお客様
・弊社競合サービスを取り扱う企業にご在籍のお客様
・GmailやYahoo!メールなど、法人アドレスではないフリーメールをご利用のお客様

登壇者プロフィール

日本生命保険相互会社 
人的資本経営支援室 健康経営コンサルティング推進役 
瀬口 康久

1987年日本生命保険入社 資産運用部門、法人営業部門を経て現職7年目。
自身も健康マスター普及認定講師、マインドフルネススペシャリストの資格を保持。

株式会社Melon代表取締役
橋本大佑

株式会社Melon代表取締役。早稲田大学卒業後、外資系投資銀行と資産運用会社での15年間のキャリアの中で、マインドフルネス瞑想を継続し効果を実感。2019年に株式会社Melonを設立し、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」をスタート。

お申し込みはこちら

日ごとに空気が澄み、心静かに深まる秋。そんな季節にぴったりのスペシャルクラスを開催します。

今回は、皆さまから寄せられた「脳科学」「マインドフルネス」「瞑想」に関する疑問を大募集!!浄土真宗本願寺派の僧侶でもあるMELON社員の信楽慧が、最新の研究成果と実践方法を交えて、日常生活や仕事に活かせるヒントをお届けします。深まる季節とともに新たな気づきを育んでみませんか。

Contents
  1. スペシャルクラス「マインドフルネスの源流と脳科学から学ぶ心のメカニズム」
  2. クラス概要
  3. 質問大募集!!<応募締め切りは10月1日まで!>
  4. 参加方法

スペシャルクラス「マインドフルネスの源流と脳科学から学ぶ心のメカニズム」

<クラス名>
マインドフルネスの源流と脳科学から学ぶ心のメカニズム

<日時>
2025年10月11日(土)11:00 〜 12:00

<講師>
信楽慧

クラス概要

本スペシャルクラスでは、皆さまから事前に寄せられた「脳科学」「マインドフルネス」「瞑想」に関する質問に答えながら、最新の研究成果と実践方法を交えて、マインドフルネスの仕組みを解説します。難しい理論をわかりやすく紐解き、日常生活や仕事の場で役立てられるヒントをお届けします。

マインドフルネスは、ストレス低減や集中力の向上に効果があることが脳科学的にも解明されつつあります。その源流には仏教の瞑想の智慧が息づいており、古来の実践と現代科学が出会うことで、私たちの心と脳の働きがより深く理解できるようになってきました。

普段のクラスでの体験の背景にある「脳の変化」「ストレス反応システム」などの科学的知見と、その源流である「古典的な瞑想法の本質的な教え」をわかりやすく丁寧に解説いたします。

質問大募集!!<応募締め切りは10月1日まで!>

今回のスペシャルクラスでは、事前に皆さまより「脳科学」「マインドフルネス」「瞑想」に関する質問を募集して、その内容について答えていく形式で行います。ぜひ日頃の疑問などお気軽にご応募ください。

質問のご応募はこちら

参加方法

こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください。