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自己認識とは?〜意味や効果、練習法を解説〜

自己認識 とは 簡単に 例

近年、キャリアにおける成功や人生の充実・幸福 (ウェルビーイング) に関して自己認識が大切と言われていますが、「自己認識の定義とは?」、「どうやったら自己認識力を高められるのか?」と思われている方も多いかと思います。

そこで、この記事では自己認識の意味や効果、実践方法を、特に感情や思考など内面的な自己認識にフォーカスして解説したいと思います。

自己認識の定義とは?

自己認識 とは 定義

英語で自己認識は「Self-awareness」と訳されます。この「awareness」の意味は「気づき」です。つまり、自己認識とは、自分の状態に気付いていることが定義になります。

では、自分の状態に気付いている、気付いていないとはどういった状態でしょうか?自分の状態に気付いていない状態の具体例を出して説明したいと思います。

例えば、スーパーのレジに並んでいる時に割り込みをされたとします。その瞬間、多くの人はイラッとして、注意をしようとしたり、心の中で文句を言ったりしているかもしれません。(やはり私も腹を立ててしまったりします。。。)
この時、自分の状態に気づいていると言えるでしょうか?
おそらく感情や思考の波に飲まれて、客観的に自分の状態に気づいているとは言えないかもしません。

このように、自分の思考や感情を客観視できず、外部の刺激 (ここで言うと割り込み) に支配されてしまっている状態が、自分の状態に気付いていない状態です。

自己認識の意味、効果とは?

自己認識 意味 効果

では、自己認識できる、自分の状態に気付けることによってどのような意味、効果があるのでしょうか?

具体的に言ってしまうと、仕事やプライベートを含めた人間関係への満足度の向上、自分・社会的立場のコントロール、人生の充実度・幸福度の向上など様々な効果があります。こちらを先程の「割り込み」の例を使って説明したいと思います。

スーパーのレジに並んでいる時の割り込みでイライラしてしまった。しかし、このイラッとした後の反応が人によって大きく違い、この部分に自己認識力が深く関係しています。例えば、その日体調が悪かったり嫌なことが重なっていたりしたら、割り込みという外部からの刺激によって、長時間に渡って怒りや不快感が消えない人もいるでしょう。一方で、健康でポジティブな気分の人は、「ま、いいや。」と受け流すことができるかもしれません。

ここで、自己認識能力の高い人はどのような反応をするかというと、「自分が怒りを感じた」ということを瞬時に客観的に認識して、意識的にその感情を手放すことができます。

自己認識ができない方は割り込みという外部刺激による怒りが尾を引いてしまっていますが、自己認識ができている方は自分の感情を手放すことで、「割り込みという外部刺激への感情・評価」がその人にとってマイナスなのか、プラスなのか、どちらでもないのかと大きく変わってきます。

これを日常生活に拡張していくと、スーパーでの割り込み、電車の遅れ、天気などどんな人にも発生する外部刺激にマイナスの評価をする人と、プラスまではいかないまでもどちらでもない評価を下す人では、どちらの人生の幸福度が高いでしょうか?

勿論、自己認識ができている人の方が幸福度が高いですよね。これが自己認識の効果になります。

自己認識力の高め方、練習法とは?

自己認識 高め方 練習 方法 マインドフルネス

自己認識力の高め方の一つは、「マインドフルネス瞑想」です。

マインドフルネス瞑想のトレーニングでなぜ自己認識が高まるのでしょうか?具体例と一緒に説明しますね。

例えば、呼吸に意識を向けている時に、自分の意識が勝手に連想ゲームを始めたとします。マインドフルネス瞑想の一番のポイントは、その時に「意識がそれた」ということに気づくことです。トレーニングを継続すると、その気づきのスピードが段々と早まっていき、これにより自分の意識の動きに敏感になっていくのです。そして、気づく「対象」として自分の感情や思考を認識することにより、それらを自分自身の一部と見なさなくなっていきます。このプロセスをは脱同一化という言葉で表現したりもします。(取捨選択できるものはもともと自分の一部ではないですよね。)

マインドフルネス瞑想の説明や実践方法については、こちらの記事をご覧ください。

マインドフルネス瞑想と自己認識の関係について 〜逸話の紹介〜

侍 刀 僧侶

ここで日本に伝わる古いエピソードを紹介させて下さい。

ある侍が極楽と地獄とは何かを説明するよう禅僧に挑みました。しかし、禅僧はこう答えます。
「お前は全くの愚か者だ。お前のような者に時間を無駄にはできない。」
激怒した侍は、刀を抜き怒鳴った。
「無礼者、死にたいか!」
すると禅僧は穏やかに答えます。
「それが地獄です。」
侍はその言葉の意味することを理解し、気持ちを沈めて刀を収めると、禅僧に礼を言いました。
「それこそが、極楽です。」
と禅僧は言いました。
まさに、外部からの刺激→感情の変化→自己認識→脱同一化という一連のプロセスを表していますね。

このように、マインドフルネス瞑想を継続することで、自己認識能力を高め、より感情を安定させて充実した毎日を送れるようになっていきます。個人的には2〜3ヶ月で効果を実感できるようになると思います。体を鍛えるのと同様に、心も必ず鍛えられます。

MELONではマインドフルネスのトレーニングを初心者の方も実践できる場を提供していますので、ぜひお気軽に遊びに来て下さいね。