
暑さが本格的になり、肉体的にも精神的にも疲労感を覚えながら日々を過ごしている人も多いのではないでしょうか。また、すでに夏バテ状態で、日常生活に影響が出ているという人もいるかもしれません。
今回は公認心理師・臨床心理士で、ヨガ講師でもある南舞さんが、夏バテが私たちにもたらす影響と、マインドフルネスの観点から夏バテに対処するための秘訣をお伝えします。

夏バテとは、厳しい夏の暑さや湿度などの気候条件に影響を受けて、疲労を感じたり、体力が低下したりする状態のことです。具体的な症状として、以下のようなものが挙げられます。
・全身の疲労感
・食欲不振
・頭痛
・めまい
・吐き気や嘔吐
・眠気の持続や不眠
・筋肉痛やこむら返り
・発汗が増える
・胃腸の不調など
・集中力や注意力の低下
・イライラする機会が増える
・やる気が起きない
・落ち込むことが増えるなど
夏バテと聞くと、身体症状を思いつく人も多いかもしれません。厳しい暑さによる疲労は、精神面にも影響を及ぼすことがあります。

夏バテと似た言葉で、「夏季うつ」と呼ばれるものがあります。
夏季うつとは、季節性感情障害(SAD)のひとつで、夏の時期に発生する季節性のうつ病のことです。夏バテと夏季うつ、どちらも夏に関連する体調不良ですが、大きな違いは、精神症状の有無、症状の持続期間・深刻度にあります。
【夏バテ】
・高温多湿や脱水、栄養不足などの身体的な不調が原因
・イライラする、集中力が低下するなどの精神的な症状が見られることもあるが、一時的なもの
【夏季うつ】
・高温や日照時間の変化など、精神的なストレスや体内リズムの乱れからくる抑うつ状態
・夏バテに比べて長期的になることが多いため、専門機関での治療が必要
参考:季節性感情障害に気づいて治療をするためのヒント|MSDマニュアル家庭版

夏バテについて少しわかってきたところで、ここでは夏バテを引き起こす原因について紹介します。
外は暑いのに、室内はエアコンがとても効いていて寒いことってありますよね。そうした屋外と室内の寒暖差を受けて、自律神経のバランスが乱れがちです。
暑さで交感神経の動きが優位になりすぎると、体力が消耗し、疲れやすくなります。一方で、交感神経の影響により、副交感神経の働きが抑制されます。すると、心身が休まらず、消化機能や睡眠の質に影響します。
暑さによって大量に汗をかくために、体内の水分が失われます。その際に、水分だけでなく、塩分やミネラルも排出されてしまい、脱水症状を引き起こします。
また、塩分やミネラルは自然に補充されることはないため、水分補給の際には意図的に塩分やミネラルを摂ることを心がけましょう。
暑さで食欲が落ちると、麺類や冷たいもの、喉越しのよいものなど、食べやすいものを選びがち。
そういった栄養の偏りにより、必要な栄養をとることができず、疲労の回復が遅れ、さらに体調を崩すことになってしまいます。

夏バテは身体的な疲労だけでなく、精神的なストレスとも関連しています。
例えば、「暑くて不快だ」という思考が常に頭の中に浮かんでおり、その状態が長期化すると、イライラなどのネガティブな感情が増える、集中力が低下し、日々のパフォーマンスが落ちる可能性があります。
また、暑さで寝苦しい夜が続き、睡眠の質が低下することによって疲労が取れず、さらにストレスが増えるといったこともあります。

厳しい暑さによって心身に疲れた時に、本当は逆効果なのにやってしまいがちなことについていくつかお伝えします。
「エアコンの風は体に良くない」とか「電気代がもったいない」などの理由から、夜はエアコンを消して寝る人もいると思います。
しかし、エアコンを消して寝ると、寝苦しさによって睡眠の質が低下したり、熱中症になる可能性もあります。我慢せずにエアコンをつけるようにしましょう。
また、エアコンの温度が低すぎることによって不調を招くこともあります。25〜28度くらいを保ち、冷えすぎないよう工夫しましょう。
夏バテ防止のために、スタミナをつけようと油たっぷりの肉類などこってりとしたものを食べようとするのは、実は間違い。
暑さによって胃や腸などの消化器系が弱っている時に油っぽいものを食べることによって、逆に負担をかけることになってしまいます。
豚肉や玄米、カツオ、豆類などに含まれるビタミンB1や、フルーツなどに含まれるビタミンC、梅干しやレモンなどに含まれるクエン酸などを積極的にとることがおすすめです。
暑いと湯船に浸かるのを避けて、シャワーで済ませようとするのもあまりおすすめできません。湯船に浸かることで、自律神経系の副交感神経の働きを優位にし、心身ともにリラックス効果が期待できます。
その後の入眠をスムーズにしてくれるというメリットもあるので、暑い日も湯船につかるよう心がけましょう。

夏バテから起きる、精神的な不調への対処法としておすすめなのが「マインドフルネス」です。
マインドフルネスとは、「今、この瞬間に起きている目の前のことに意識を向ける」という心の状態のことです。
マインドフルネスを行うことで、夏バテの精神的な不調に対して以下のような効果があるといわれています。ここではその理由を詳しく紹介します。
マインドフルネスは、ストレスを減らすことに役立つといわれています。看護師のバーンアウトを軽減しウェルビーイングを改善する目的で、8週間に渡るMBSRを行った人たちは、しなかった人たちに比べてストレスのレベルが低下したことが明らかになっています。
例えば、厳しい暑さを前にして、「暑すぎて嫌になる」「だから夏は嫌いだ」「暑すぎて何もしたくない」「こんなに暑いのに電車の中は混んでいて不快だ」など、ネガティブな思考や感情が次々に湧いてくると思います。これがさらに派生すると、「去年も暑くて嫌だったなぁ」という過去のネガティブな体験や、「この先はいつまでこの暑さが続くのだろうか」など、先の見えない未来への不安などが思い出されることも。
すると、暑さへの否定的な感情がさらに強くなったり、暑さへの不安にとらわれて現在のやるべきことに集中できない日々が続くなど、ストレスがどんどん溜まっていきます。
マインドフルネスでは、今この瞬間に意識を集中することを大切にします。例えば、暑さに対する不快感やイライラをただ「感じる」に留めることで、暑さそのものを冷静に観察します。
そして、この暑さを「悪いもの」と判断せず、暑いという事実そのものを受け入れることで、暑さに対する感情的な反応を減らすことができます。すると、暑さに対する抵抗が弱まり、ストレスを軽減することに役立ちます。
参考:Cohen-Katzら(2005). The Effects of Mindfulness based Stress Reduction on Nurse Stress and Burnout, Part II. A Quantitative and Qualita. Holist Nurs Pract, 19, (1).
ある研究で、さまざまな原因で睡眠障害を抱えているものの、治療を行っていない患者に対して、2〜8週間かけて合計3〜26時間のマインドフルネス瞑想の実践を行う研究を行いました。
その結果、マインドフルネス瞑想を実践した人たちは、行っていない人たちと比べて、プログラム終了後だけでなく、半年以上経っても睡眠に対する満足感が継続したという結果が出ました。
この結果のように、マインドフルネスは、睡眠の質を高めることにも役立ちます。夏の寝苦しい時にこそぜひ取り組みたいものですね。
参考:Heather L Ruschら(2018). The effect of mindfulness meditation on sleep quality: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Annals of the New York Academy of Sciences, 1445, (1).
夏バテは、厳しい暑さや急激な水分の不足によって、自律神経系の交感神経が優位なアクティブな状態になりやすく、心身ともにストレスフルな状態になりがちです。
しかし、マインドフルネスを行うことによって、副交感神経が優位な状態に切り替わり、心身ともにリラックスした状態を意図的に作り出すことができます。
参考:Tammi RA Kralら(2018). Impact of short- and long-term mindfulness meditation training on amygdala reactivity to emotional stimuli. NeuroImage, 181.

マインドフルネスは、暑さによる不快さや、睡眠への影響に効果があるので、ぜひ取り組んでほしいところです。そこで、日常的に取り組みやすいマインドフルネスの手法をいくつかご紹介します。
ボディスキャン瞑想は、身体の各部位に丁寧に意識を向けていく瞑想法です。体の各部位に起きている感覚(体の温度、血液が流れている様子などの体の内側の感覚、皮膚の表面の感覚など)を繊細に感じ取りながら、心身を緩めていきます。
ボディスキャンによって身体の緊張をほぐすことで、夏バテで疲れた体を休め、回復を促します。また、身体の状態に対する意識が高まることにより、どの部分が特に疲れているか、ストレスを感じているかといった普段見落としがちなサインを拾うことができます。そして、それに応じた適切な対処をとることができます。
ボディスキャン瞑想については、こちらの記事で詳しく解説しています。
マインドフルネスイーティング(食べる瞑想)とは、食べたり、飲んだりすることに専念して、五感をフル活用して味わうことです。
暑い夏は食欲が落ちがちですが、そんな時こそ少量でいいので、いつもよりゆっくり味わいながら食事をしてみましょう。咀嚼回数も自然と増えますし、消化がスムーズになり、夏バテによる胃腸の不調を軽減するのに役立ちます。
食べる瞑想(マインドフルイーティング)』のやり方や効果は、以下の記事で詳しく解説しています。
マインドフルネス呼吸法は、「今、ここ」で起きている身体感覚の代表である、呼吸に注意を向けていきます。吸う息と吐く息に注意をむけていくことで、思考優位な状態から、体の感覚を優位にする状態へと切り替えていきます。
深く呼吸をすることによって、副交感神経が刺激され、体全体がリラックスします。そして、夏バテによるストレスや疲労が軽減されます。また、厳しい暑さに意識がとらわれがちですが、そんな時にも呼吸に集中することによって、あらゆる雑念と距離を置き、今すべきことに集中して日常を送ることができます。
マインドフルネスとは何かについては以下の記事で詳しく解説しています。

夏バテの症状や対策について、疑問に思いつつも意外と知らない3つの質問にお答えします。
夏バテの回復には個人差があり、数日〜1週間以内で治ることもあれば、数週間かかる場合も。なかなか治らないようであれば、早めに医療機関の受診をしましょう。
暑さによって水分補給がいつもより多くなる、あるいは冷たいものを摂りすぎることや、自律神経の乱れにより、消化機能が低下し、いつもよりお腹がゆるくなる可能性があります。
不規則な生活が続いていて、ストレスが溜まっている人は、もともと自律神経のバランスが乱れている可能性があります。
そのため、厳しい暑さによる睡眠や寒暖差の影響によってさらに自律神経の乱れに拍車がかかり、夏バテになる可能性が高まります。
「MELONオンライン」では、夏バテでお疲れの心身のケアに役立つ、マインドフルネスのクラスを多数ご用意しています。
夏バテの時におすすめのクラスをいくつかご紹介しますので、日々のセルフケアとして役立ててみてください。
この記事でご紹介したボディスキャンは、仰向けになって、体の隅々をありのまま観察する瞑想法で、見落としがちな体のサインに気づけるようになります。
寝る前の心身をゆるめるのに役立ててみてください。
さまざま呼吸法を使って、呼吸そのものに集中したり、呼吸に関わる筋肉をほぐしたりして、心を集中しやすい状態へ導きます。
普段呼吸の浅さを感じていたり、呼吸法を1人で取り組むのは難しいという方はぜひ参加してみてください。
音や香りなどのツールを使い、さまよう心を鎮める練習をします。
暑い時に浮かんで来るさまざまな思考や感情と上手に付き合うためのコツを掴むのにおすすめのクラスです。
今回は、夏バテにマインドフルネスがどう役立つのか、そして具体的な方法についてお伝えしました。
厳しい暑さに対して、心身の疲労をケアしたり、「暑い」という思考へのとらわれをどのように対処していくかが、夏バテとうまく付き合っていく上では大切なことかもしれません。
マインドフルネスの視点も取り入れながら、夏バテ対策に取り組んでみてくださいね。
皆さん、こんにちは!
8月から新しいスペシャルクラスがスタートします。
このクラスは、普段のクラス以上にMELONというコミュニティの中で、“共に学ぶ”ということを大切にしたクラスです。インストラクターや他のユーザーの方々と共に、いろいろなことをシェアしながら、実践やワークもおこない学びを深めていきます。
今月のテーマはNao先生による「心地よく毎日を過ごすためのヒント」、世間でも話題のHSPについて掘り下げていきたいと思います。ぜひ皆さんご参加くださいね!
Event : “心地よく毎日を過ごすためのヒント” With Nao
Date & Time : 2024年8月25日(日)11:00 〜 12:00
HSPとは?
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字をとって「エイチ・エス・ピー」と読みます。SNSなどでは「繊細さん」とも呼ばれたりして流行のようになった時期もありましたね。
HSPは、生まれつき感覚が敏感だったり、感受性が高く繊細であったりする気質のことを指し、疾患ではありません。HSPについて正しく理解することで「自分を知る」ということに繋がったり、自分が心地よくいられる方法が見つかるかもしれません。
お話しタイムや瞑想、ワークなども行いながらゆっくりHSPについて知ってみませんか?
このクラスでは“共に学ぶ”ということで、皆さんで議論をしたり、チャットやコメントで意見を出し合いながら学びを深めていきます。
・自分の意見を言語化する。
思いや意見を言葉にすることは勇気がいるかもしれませんが、学びの手助けになります。
・顔出しやアバターで参加してみる。
参加者の皆さんでクラスを作っていきます。お一人お一人の存在を感じるために、可能な範囲でトライしてみてくださいね!
アバターについては以下の記事をご参考にしてください。
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください。
今年もMELONの夏祭り、Water MELON Weekがやってきます!
暑さも増してきて季節はすっかり“夏”の地域も多いのではないでしょうか。
暑すぎて外に出たくない、疲れやすいなんてこともあるかもしれません。
そんな時でもおうちでできるMELONオンライン。
夏を味わう方法はたくさんあります!
遠くに出かけられない方も、そうでない方も旅をするように新鮮に、
毎日のルーティンに彩りを添えるように、この期間を楽しんでみてくださいね!
「8/5(月) 〜 8/11(日) 」までの一週間、「Water MELON Week 2024 〜カラフルに旅する1週間〜」と題しまして、一週間に渡り毎日いくつかのスペシャルクラスを実施いたします。今年はどんなクラスが開催されるか、是非下の概要までチェックしてくださいね。
「Water MELON Week 2024」のクラススケジュールはこちらになります。黄緑のマス目が今回だけのスペシャルクラスとなります。また、それ以外のクラスも通常通り実施いたします。
※ 変更が生じた際は、随時アップロード・お知らせいたしますので、ご確認ください。

今年のテーマは、「カラフルに旅をする」ということで、Water MELON Weekの期間中、夏らしさや旅気分を感じてもらうバーチャル背景を使用するいくつかクラスもランダムにご用意しております。お楽しみに!

今年のWater MELON Weekの期間中は、スタンプカードのポイント取得のためのQRコード表示画像にキーワードを埋め込んでいます。
(※大変恐れ入りますが、運営上の朝6時のクラスの画像でのキーワード表示は除かせていただきます。朝6時後受講でキーワードをご希望の方はMELON公式LINEまでご連絡ください。)
8/5(月)・6(火):キーワード1
8/7(水)・8(木)・9(金):キーワード2
8/10(土)・11日(日):キーワード3
3つのキーワードをすべて集めて、MELON公式LINEのチャットにお送りいただくと、抽選で5名様にMELONオリジナル長袖Tシャツをプレゼントいたします。ぜひ奮ってご参加くださいね。
プレゼントご応募は、8月18日(日)までとなりますので、ご注意くださいませ。
【8/5・8・10 6:00〜】“Rajio Taisou &Meisou 30” by Yukari
夏休みの朝といえばラジオ体操♪ 私がご一緒させていただく朝は、本チャンより一足早くラジオ体操を第1第2マイペースで行って(笑)その後は静坐瞑想。朝のひとときを「マインドフル」に過ごしましょう。
【8/5 15:00〜】“Mindfulness Flow Yoga 60” by Waka
身体を再発見する夏のスペシャルなクラスです。流れる水のように穏やかに動き続け、無理のない動きに身を任せリラックスしながら、身体や呼吸の営みを豊かに感じ、身体を再発見する喜びを見出しましょう!
【8/6 15:00〜】“Yin Yoga for Summer 90” by Emi
夏の疲れを解消するポーズをたっぷり行いながら、体と深く対話します。 「喉の奥をゆるめるワーク」を行いますので、お手元に割り箸とティッシュをご用意ください。 いつもの道具(ブロックを二つ、ブランケット、クッションなど)も合わせてご用意ください。
【8/7 20:00〜】“Summer Relax Yoga 45” by Machiko
暑い真夏、夏バテしていませんか?夏の寒暖差や紫外線からの疲れ、自律神経の乱れを整え、最後は自分をいたわるようにボディスキャンを行います。 ご自分へ癒しのギフトを送ってみましょう!
【8/8 15:00〜】“Mindfulness Yoga Active Summer Special 60” by Natsumi
夏の運動不足解消! 運動量がいつもより多いクラスです。 太陽礼拝という、ヨガの代表的な全身を使った動きを行います。 丁寧に行っていきますので初めての方も大歓迎です。 考えすぎてしまう方、動きに没頭していく爽快感を味わいましょう!
【8/8 21:00〜】“Timeless Gratitude 30” by Hiroko
お盆ウィークを前に、ご先祖様含め大切な人に感謝の気持ちを伝えていきましょう!時代を超えたつながりを感じながら。
【8/10 7:00〜】“Ice Meditation” by Emi
氷の冷たさを感じることで不快な感覚に対する体と心の反応を観察するワークを行い、日常でも苦手な感情に振り回されない平静さを育む練習をします。お手元に氷を2、3個とタオルを用意ください。トラウマなどをお持ちの方はフラッシュバックが起こる可能性もありますので、心の基礎体力がついている方のご参加をお勧めします。
【8/5 13:00〜】“Eat 30” by Natsumi
五感を使って味わって食べる、食べる瞑想を行います。 普段何気なく食べているものと丁寧に接した時、どんなことを感じるでしょうか。ドライフルーツやナッツ、チョコなど…。 手に持てる一口サイズの食べ物をご準備ください。
【8/6 20:00〜】“Peace Meditation 30” by Moto
Peaceなハートから、特別な日に、平和への想い、祈りを捧げます。どなたでも、ゆったりと寛げる空間を調えます。
【8/7 22:00〜】”Heart & Sharing 45” by Naomi
慈悲の瞑想を実践した後に皆さんと「大切にしていること」「大切に思うこと」についてシェアし合いたいと思います! あなたの「大切」って何ですか?!教えてくださいね♪
【8/8 13:00〜】“Drink Meditation & Talk 60” by Naomi
お好きな飲み物をご用意ください!お水も大歓迎です♪いつも飲んでいる物をじっくり味わいます。 その時の気づきを皆さんと分かち合いながら楽しく午後のひと時をご一緒しましょう♪
【8/9 21:00〜】“Mindful Storytelling 30” by Shizuka
涼し気な装いで縁側にでも座って、朗読を聞きながら夏の晩をしっぽりと味わってみませんか?風鈴の音をお供に物語をお読みいたします。ひとりのようで、ひとりじゃない、ちょっぴり贅沢な夏の夜を一緒にマインドフルに過ごしましょう♪
【8/9 22:00〜】“Drink Meditation & Talk 60” by Sou
飲む瞑想(お酒でもOKです、ご用意ください)を行った後で、お話会を開催します。トークテーマは「皆さんお気に入りの、インフォーマルなマインドフルネスの実践」。 みなさんのお気に入り&こだわりの実践があればぜひ教えてください!
【8/6 22:00〜】“MELON Bar 60” by Masao & Sou
夜のまったりトークイベント、MELON Bar。今回は、Masao & Souによるspecial nightです♪ Masao先生のマインドフルネスとの出会いを、Souが探ります。みなさんからも、ご質問あればぜひコメントでご参加ください!レッスンの最後に短い瞑想実践も行います。
【8/10 15:00〜】“MELON Cafe 60” by Sou & Kazue & Daichi
夏の楽しみコラボイベント♪ このクラスでは、NEW FACE のDaichi先生・Kazue先生を、Souがインタビュー形式でお話を伺います。普段のクラスでは知ることのできない、先生方の素顔に迫ります(^^) 皆さまからのご質問もお待ちしております!!
【8/11 21:00〜】“Senryu & Meditation 90” by Sou & Waka & Shingang
マインドフルネス川柳で楽しく笑って、瞑想でゆるりとくつろぐ夏の夜の特別クラスをSou & Shingang & Wakaがお届けします!21:00からは、「マインドフルネスあるある」を、川柳や短歌にしてみませんか?皆さんの作品をコメントでお待ちしております。22:00頃からはShingang先生の呼吸瞑想からSou先生 & Waka先生のbodyscanへ。笑いあり・静寂ありの90分、どうぞお楽しみに!
クラス開始のお時間になりましたら、通常のクラス参加方法で、クラスにアクセスしてください。
※ 特に申込み等は必要ありません。
株式会社土屋・土屋グループは、重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービスを全国で展開し、高齢者向けサービス(デイサービス・グループホーム)や定期巡回、訪問看護などを行うソーシャルビジネス企業です。社内では、介護職員や管理者、本社スタッフの精神的負担を軽減し、パフォーマンスや幸福度を向上させるためにWell-being委員会を設立・運営されています。
介護職は「感情労働」が多く、ストレス負荷が高い職種であり、それによる精神的・身体的疲弊が離職率の上昇につながっています。これらの課題に対処するため、Well-being委員会はMELONのマインドフルネスプログラムを導入し、全職員を対象にしたマインドフルネスサークル「Refrel」を発足。サークルでは、マインドフルネスを通じてストレス軽減と幸福度向上を目指し、定期的な活動を行っています。
今回は、プログラム導入の背景や導入後の変化について、Well-being委員会の委員長の宮本様と委員会メンバーの川﨑様にお話を伺いました。

■課題
■導入のきっかけ
■導入後の効果
ーMELONのプログラムをご導入いただきましたが、導入することになったきっかけをお教えください。
弊社では新しくWell-being委員会を立ち上げ、従業員の幸福感を向上させる施策を検討していました。施策の一つとして、マインドフルネスは研究によって多くのエビデンスが実証されている点に説得力を感じました。その効果の高さが世界中で認知されていて、アスリートやニューヨークの学校、GoogleやAmazonなどの企業でも取り入れられていることを知り、興味を持ちました。
また、ストレスは現代社会を生きる多くの人が抱える問題ですが、ストレスを完全にゼロにすることは難しく、現実的に不可能かもしれません。大事なのは、ストレスとの付き合い方を学ぶことだと思います。マインドフルネスを取り入れることで、ストレスを軽減し、心の安定や集中力の向上を図ることができるのではないかと考えました。これが習慣化すれば、従業員にとって良い効果が期待できると思い、MELONを導入しました。
ー数ある企業向けのメンタルヘルスケアプログラムの中で、MELONをお選びいただいた理由を教えてください。
MELONのシステムに触れてみて、わかりやすくてシンプルな点がまず好印象でした。新しいシステムを土屋グループで導入する際、使い方が難しいと従業員の理解が得られにくいため、この点は重要です。
土屋グループは働き方が多様なので、従業員が自分のペースで好きな時間に好きなクラスを受けられる自由さが良いと感じました。また、実際に使ってみたところ、スマホから簡単に始められる手軽さがあり、初心者でもトライしやすい点も魅力的でした。
ーWell-being委員会でマインドフルネスサークル「Refrel(リフレル)」を発足され、MELONを導入いただきましたが、マインドフルネスサークルが立ち上がったきっかけを教えていただけますか?
弊社は重度訪問介護をメイン事業としており、直行直帰の勤務スタイルが多いため、社員同士が直接会う機会が少ないのが実状です。そこで、サークルを通じて仕事とプライベートの中間のような感覚でつながる場をつくりたいと考えました。
また、マインドフルネスを継続的に実践することは一人では難しいと思います。継続するためにも、同じ興味を持つ仲間たちが集まる場が必要だと考えていたことがきっかけです。
ーMELON導入前にはどのような課題がありましたか?
土屋グループの従業員は2600名を超えており、働き方は様々です。介護現場のアテンダントや管理職、本社のバックオフィス業務などがあり、各職種ごとに異なるストレスを抱えています。特に介護現場では、心身の疲労やクライアントの死に直面することもあるので、自分と向き合って心を健康に保つ力が求められる業界だと思います。会社が成長し働き方が多様化する中で、従業員の心身の健康を守る取り組みが必要であり、従業員自身もストレスと上手く付き合う方法を身につけることが望ましいと考えていました。
また、感情がぶれた時に思わずハラスメントや失言をしてしまい、人間関係が悪化することがあります。クライアントや上司、部下との関係でも同じで、結果的に離職に繋がったり処分の対象になることがあります。組織としては非常に悲しいことなので、こうした問題を防ぐためにも感情を穏やかに保つ力を養う必要があると思います。そして、感情のコントロールに的確にアプローチできるのがマインドフルネスだと思っています。
ー実際のサークル活動では、どのようにMELONをご活用いただいているのでしょうか?
各自が好きな時にMELONのシステムを利用できるようにしているので、サークルメンバーそれぞれが朝や夜、仕事の合間などに活用しています。月に一度のサークルでは、自分が行っている内容や感じたことを共有し、周りの人の話を聞く場としています。
また、「一緒にマインドフルネスをしたい」という声が上がったため、アーカイブを使ってみんなでマインドフルネスを実践する時間も設けています。

ーMELONのプログラムを導入されて、ご自身に変化はありましたか?
以前は寝付けなかったり、何回も目が覚めてしまったりと睡眠の質があまり良くなかったのですが、お気に入りのインストラクターの方に出会い、寝つきが良くなりました。
マインドフルネスを実践している時とそうでない時を比べると、ミーティングなどで気づく点が冴え、仕事のパフォーマンスも少なからず向上しているように思います。
また、今に集中することで「今を生きている」という感覚が強まります。その結果、些細なことでも幸せを感じることができるようになり、心と思考のバランスを保つことができていると感じています。
ーサークル内全体の雰囲気に変化はありましたか?
月に1回、マインドフルネスを実践したあとの個々の変化を共有できる場を設けたことで、周りの話から気付きが得られるようになりました。
サークルメンバーからは「人とのやり取りが多く、不確かさが多い状況の中でも、内面を見つめ、働きかけることで、自分の中に居場所をつくれる実感を感じられる」という声もあり、仕事をする上でも良い効果が出ていると感じます。
ー今回のプログラムを終えて、どのような人にマインドフルネスを実践して欲しいと思いますか?
まずは介護現場で働く方に知っていただきたいですね。やっぱり現場でのストレスは大きいと思うんですよね。 自分の気持ちをリセットできたり、落ち着きを保てたり、そういった変化を感じていただけると良いのかなと思います。
ー今後、社内や介護業界をどのようにしていきたいですか?
まずは、サークルのメンバーを増やしていきたいです。メンバーがMELONを通してマインドフルネスの良さを実感し、周りの人に口コミで広げてもらうことで、少しずつサークルの輪が広がるのが理想です。
私たちのマインドフルネスサークルの取り組みは介護業界では珍しいものだと思います。弊社の取り組みが他社、特に介護業界のみなさまの参考になれば嬉しいです。日本中の介護に携わる方々が生き生きと働けて、素晴らしいパフォーマンスを発揮できるようになれば、新しい方も介護業界に入ってきてくださるのではないかなと期待しています。
ー本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
MELONのメンタルトレーニング・プログラムは、離職・休職予防と生産性向上を効率的に実現します。
離職の8割はストレスが原因と言われており、メンタルヘルスに不調をきたすと休職だけでなく離職のリスクも高まります。 メンタルヘルス不調は、集中力の低下やケアレスミスの増加、生産性にもマイナスの影響があることが東京大学の研究からも判明しています。
MELON法人向けプランの詳細についてはこちらをご覧ください。
・【三井物産様インタビュー 】メンタルヘルスケアと業務効率向上の効果を実感。「心を落ち着かせる」がもたらすもの
・MELONが経済産業省にマインドフルネス研修を提供。マインドフルネス・プログラム「MELONオンライン」利用の前後で効果測定アンケートも実施
皆さん、こんにちは!
いつの時代も家族間のコミュニケーションに悩みはつきものですが、
特に現代社会での親子関係の構築やコミュニケーションは、コロナ禍を経てより一層難しさを感じる方も増えているのではないでしょうか。
8月の特別イベントは、ブラウン大学を卒業後、周産期の母親に対するマインドフルネスの研究をされている鈴木健斗先生にご登壇いただき、神経科学や後成遺伝学などの幅広い観点からお話いただく予定です。
ぜひマインドフルネスの新しい研究や可能性について知ってみましょう!
Event: ”育児・周産期のメンタルヘルスとマインドフルネス” by 鈴木健斗
Date & Time:2024年8月17日(土)10:00 〜 11:00
特に、コロナ禍を経て、周産期における保護者、そして子どものメンタルヘルスの悪化が取り沙汰されています。
そんな中で、私が主任研究員を務めました、melon onlineを使用した「日本におけるNICU卒業生の母親を対象としたウェブベースのマインドフルネスプログラム」混合研究の内容を含め、神経科学や後成遺伝学などの幅広い観点から、マインドフルネスの実践が親子関係に与える影響について紐解いていきたいと思います。

観想的実践が1) 周産期、乳児期の親子間の愛着形成や2) 音楽家のこころの状態やパフォーマンスに及ぼす影響、そして3) 異文化交流の場での観想的実践を通じた自然な相互依存性の認識や体現に興味を持つ。
ブラウン大学及び公衆衛生大学院卒(全額奨学生)。現在、ペンシルベニア州立大学Human Development and Family Studies博士課程に在籍。JASSO海外留学支援制度に採用され、周産期の保護者の観想的実施が果たす効果について神経科学、心理学、生理学など総合的な研究手法を用いた研究へ参画。
一般社団法人Mindful Awareness Cultivation代表理事。毎月観想的実施や研究についての話を聞ける場を設ける。また、公立高校にて週一回の授業の外部委託を受け、観想的実践を取り入れた異文化交流の場を創作。
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください。
7月11日(木)の「あしたが変わるトリセツショー」(NHK総合テレビ、午後7時30分から)で「さらば!イライラ不安『新・めい想』のトリセツ」が放送されました。
番組内では、MELONインストラクターによる呼吸を使った瞑想のレクチャーをゲストの方に体験いただいた様子を取り上げて頂きました。
「あしたが変わるトリセツショー」のHPでは番組の内容が分かりやすく要約されております。是非以下のリンクからご覧下さい。
「あしたが変わるトリセツショー」公式HP
https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pnR8azdZNB/bp/p0QZwRaV8P/
※その他のメディア掲載実績はこちらからご覧ください。
Aloha 皆さん!Angelaです。
皆さんは普段の生活の中で何度自分に対して、”I Love You”(大好きよ!)と言っていますか?
何度自分をギュッとハグしてあげていますか?
何度自分のラブタンクが満タンかマインドフルになれていますか?
8月のテーマは“Love Yourself”
自分への愛を深める方法を学んでみましょう!
Event : “Love Yourself” ~Yoga & Meditation ~ by.アンジェラ・磨紀・バーノン
Data & Time : 2024年8月3日(土)10:00 〜 11:00
Contents : ヨガ & メディテーション 、ジャーナリング
※ 紙とペンを用意しておいてください。

日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、18歳まで日本で育ち、その後ハワイに移住。サーフィン雑誌やテレビ番組でモデルやパーソナリティ等幅広く活動し、ハワイではプロサーファー・カリスマロコサーファーとして大人気に。ハワイ情報番組、Made in Hawaii TVのナビゲーターとしても活躍中。
そしてヨガのスペシャリストでもある彼女は、ヨガDVD「Feel the ALOHA」や「Hawaiian Life Style with Yoga」をリリースするなど、健康的なヨガライフを実践。日本でもイベント出演やヨガのワークショップ、企業でのヨガを開催。
“Your task is not to seek for love but merely to seek and find all the barriers you have built against it.” by Rumi
あなたの課題は愛を探すことではなく、単に愛に対して作った障害を探すこと。
私たちは「自分を愛する」ということに対してどんな障害を作っているのでしょう?
多くの人が自分を愛することや大切にすることが苦手。私もそのうちの一人でした。以前は自分を愛するということ自体がどういうことなのかもわかりませんでした。
でも、脳言語のお勉強や自己啓発のセミナーに参加したり、ヨガをしていく中で気がついたのは自分への愛が増えれば増えるほど周りを更に深く愛せて、自信も増えて、心も穏やかに幸せになってゆきました。
今でも自分を愛することが難しい日がありますが、以前よりも早く今日は自分への愛が足りないなと気がつけるようになり、そんな時は何をしたら良いのかを知っているのですぐにfix自分を愛せるようになりました。何事も気づきと練習で変わります。
是非、このクラスで自分への愛を深める方法を学び、更に自分を愛しましょう。
こちらはメンバー会員様限定のイベントです。予約不要で、お時間になりましたら、通常クラスのリンクからご参加ください
組織の心と感情の課題を解決するエモーショナルマネジメントを提供する株式会社Melon(本社:東京都港区、代表取締役CEO:橋本大佑、以下MELON)は、一般社団法人TMIP、株式会社ACCELStars(本社:福岡県久留米市、代表取締役:宮原禎)と共同で腕時計型デバイスによる睡眠中の測定により、脳波測定と比較して80%以上の精度で睡眠を測定することが可能な睡眠測定サービス『SLEEP COMPASS(スリープコンパス)』と科学的なマインドフルネスのプログラムを用いた実証実験を実施しました。その結果、マインドフルネスの積極的な実施が睡眠の向上に寄与することが実証されました。
本実証実験を契機に、株式会社ACCELStarsの『SLEEP COMPASS(スリープコンパス)』とMELONのマインドフルネスのプログラムをパッケージにした睡眠改善の共同開発プログラムをリリースすることが決定いたしました。
近年、睡眠の重要性が注目されるようになり、企業や保険者からも健康経営や保健事業において関心が高まっています。経済協力開発機構(OECD)の報告によると、日本人の平均睡眠時間はOECD加盟国中で最も短く、その影響で生産性の低下や健康問題が深刻化しています(※1,2)。
厚生労働省が令和6年1月に公表したデータ(※3)によると、日本における睡眠時間が7時間以下の人の割合は66.1%であり、多くの日本人が睡眠不足に悩まされている現状があります。
睡眠不足は仕事のパフォーマンスやメンタルヘルスに悪影響を与え、うつ病や不安障害のリスクを高めることが分かっています(※4)。このような背景から、適切な睡眠を取ることが仕事のパフォーマンス向上やメンタル不調の予防に繋がり、企業が睡眠課題に取り組むメリットは非常に大きいといえます。
※1「Gender Data Portal 2021」
※2「Why sleep matters – the economic costs of insufficient sleep」
※3 「令和5年度 健康実態調査結果の報告」
※4 「厚生労働省 令和5年版過労死等防止対策白書」
本研究は、睡眠計測とマインドフルネスの実施が、睡眠および仕事のパフォーマンスにどのような影響を与えるかを調査することを目的として実施されました。
ACCELStarsの睡眠計測サービス『SLEEP COMPASS(スリープコンパス)』を用いて睡眠状況を可視化し、オンラインマインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」と研修プログラムを利用することで、マインドフルネス実施前後の睡眠や仕事のパフォーマンスへの影響を測定しました。
TMIPは、2社のサービスを活かした実証実験の企画立案をリードするとともに、多くの大企業が参画しているプラットフォームの強みを活かし、睡眠をはじめとするヘルスケア領域に関心のある会員企業とのマッチングや実験への参画を募りました。

「SLEEP COMPASS(スリープコンパス)」は、ウェアラブルデバイスによる計測とWeb問診の回答結果を基に個別レポート及び組織サマリーレポートを作成するサービスです。
就寝時に装着したウェアラブルデバイスが睡眠時の腕の動きを捉えることにより覚醒・睡眠を測り(睡眠の量・質・リズム)Web問診の回答により日常の生活習慣を把握します。
デバイスの睡眠計測結果とWeb問診回答のかけあわせにて健康的な睡眠であるかを総合的に判定します。判定は5段階で睡眠の状態を表現しています。睡眠の状態を維持継続、改善するためのアクションプランの提示や計測終了後に改めて睡眠を振り返るためのe-learningも提供します。
詳しくはこちら:https://www.accelstars.com/services/

「MELONオンライン」は、専門のインストラクターからオンラインでマインドフルネス指導を受けられるオンラインプラットフォームです。
毎日10クラス以上開催されるライブ配信レッスンと過去アーカイブ動画の視聴が可能で、時間と場所を選ばずにいつでもマインドフルネスを実践できるのが特徴です。早稲田大学との共同研究により、オンラインで提供するマインドフルネス、瞑想関連サービスにおいて日本で初めて効果を実証された、質の高いプログラムを提供しています。
詳しくはこちら:https://www.the-melon.com/online-program/

本研究では、TMIP会員企業から参加者を募集し、30名が研究に参加しました。
1回目の睡眠健康度測定は2024年1月25日〜2月18日に行われ、参加者は8日間にわたり「SLEEP COMPASS」を用いて睡眠の量や質、リズムを測定し、取得したデータを基に作成された個人レポートを利用しました。
その後、「MELONオンライン」を使用したマインドフルネスと研修の実施期間を経て、再び8日間にわたり、『SLEEP COMPASS』を用いた2回目の睡眠計測を2024年3月7日から3月24日まで行いました。比較対象者となった22名(レポート2回発行かつ判定結果が出ている方)に対し、1回目と2回目を比較した場合の睡眠および仕事パフォーマンスの改善効果の測定を行いました。

睡眠の「総合評価」のデバイス計測と問診評価において、マインドフルネス積極群の29%が向上しましたが、非積極群においては向上が見られませんでした。2回目の計測期間が年度末であったことから飲酒率が全体として上昇していたこともあり、睡眠が悪くなる環境下で、マインドフルネスにより向上・維持できたと考えられます。
積極群は睡眠量やリズムの評価も大きく向上しました。睡眠量の項目では積極群の36%が向上し、平均睡眠時間も23分増加しましたが、非積極群では8分減少という結果になりました。睡眠リズムの項目でも、積極群の21%が向上したのに対し、非積極群は0%でした。

睡眠の質の評価において、睡眠効率を比較した結果、マインドフルネス積極群は非積極群に比べて2.3倍の向上を示しました。マインドフルネスにより生活リズムが整い睡眠量を確保できたことが睡眠の質の向上に寄与したと考えられます。

マインドフルネス積極群のうち、睡眠の質が向上したグループは仕事のパフォーマンスも向上しました。「最高」と答えた割合が10%から18%に増加し、日中の眠気や疲労感の改善も見られました(デバイス評価より)。

マインドフルネス積極群でも全員が向上したわけではなく、向上・低下のグループに二極化しました(向上57%、低下43%)。瞑想時間の差が見られなかったため、他の要因が睡眠の質に影響している可能性が考えられます。
積極群で睡眠の質が向上したグループは、アルコール摂取やブルーライトの使用、夜食などに対する行動変容が見られたことから、マインドフルネスに加えて生活習慣の改善も重要であることが示唆されます。
本研究の結果を受け、ACCELStarsの『SLEEP COMPASS(スリープコンパス)』とMelonのオンラインマインドフルネスプラットフォーム「MELONオンライン」を組み合わせた睡眠改善の共同開発プログラムをリリースすることが決定しました。
この提携により、企業や保険者が睡眠課題に取り組むことを支援し、睡眠改善を通じて社会全体の生産性とエンゲージメントの向上を目指します。詳細は各社のホームページにて公開予定です。
TMIPは、一般社団法人TMIPが運営する組織で、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のイノベーション・エコシステム形成に向けて、大企業とスタートアップ・官・ 学が連携して社会課題を解決することで、イノベーションの創出を支援するオープンイノベーションプラットフォームです。会員、パートナーを含めると290社を超える組織になります。
一般社団法人TMIP
URL:https://www.tmip.jp/ja
株式会社ACCELStars(アクセルスターズ)は、簡便な睡眠計測では世界レベルの技術を有し、睡眠障害が併発されると知られている精神疾患・神経変性疾患・発達障害の治療支援サービスを開発しつつ、健康増進としての睡眠測定(後に睡眠健診)へと推し進める企業です。
会社名:株式会社ACCELStars
所在地:〒839-0864 福岡県久留米市百年公園1-1
代表者:代表取締役 宮原 禎
設立:2020年8月28日
URL:https://www.accelstars.com/
株式会社Melonは、人・組織の心と感情の課題解決を支援するエモーショナル・マネジメント・カンパニーです。脳科学や心理学でエビデンスが認められたマインドフルネスを応用し、科学的なアプローチに基づいた心と感情のトレーニングプログラムを法人・個人のお客様に提供しています。
代表者:代表取締役 CEO 橋本 大佑
所在地:東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ301
設立日:2019年4月
資本金:9900万円
事業内容:マインドフルネスのオンラインサービス「MELONオンライン」
法人プログラムのサービスサイト:https://www.the-melon.com
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社Melon 広報部 信楽
Mail : info@the-melon.com
Tel : 03-4400-1230
若手の3年以内離職率が30%を超える中、若手社員の早期離職や戦力化に人事部門の採用ご担当者様や育成研修のご担当者様も多いのではないでしょうか。せっかく育成し、「これから活躍してもらいたい」と期待していた社員の離職は、経営にとっても大きな損失となります。
本ウェビナーでは、若手の早期離職率が高まる背景やその課題の解決策について探りながら、若手を早期に戦力化し、長期間の活躍を促すための実践的なアプローチ方法について紹介します。
採用・育成の成功事例を通じて、貴社の人事戦略に革新的なアイデアを取り入れませんか?今後の人材育成戦略につながる情報収取の一環として、ぜひご参加ください。
<日時>
2024年8月6日(火) 12:00 – 13:00
<タイムテーブル>
1.人材の見える化をどうするか
‣入社前:カルチャーフィットの見える化
‣入社後:AIを活用したスキルセットの見える化
2.人材の成長支援・サポートをどうカルチャーにするか
‣スキル面のサポート・OJT
‣メンタル面のサポート
<このような方におすすめ>
・若手の早期離職率が高く、定着しない
・若手を早期に戦力化したい
<参加形式>
・オンライン(ZOOM)
お申し込みをいただいた方へ視聴URLをご案内します。お手持ちのPC、タブレット、スマホからご参加ください。
・参加費:無料
アポロ株式会社 マネージャー
粟飯原 隆司
2018 年にアクセンチュア株式会社に新卒入社し、コンサルタントとしてマーケティング領域でのデータ分析・AI 導入を担当。2021 年にアポロ株式会社に入社し、データサイエンティストとして航空業界などを担当しつつ、HR 事業の責任者を担う。HR 事業では主に、組織改善ツール ilodoli のプロダクトオーナーや、某電力会社での人事データ活用 PoC などを実施している。
株式会社リーディングマーク 組織開発事業部 カスタマーサクセス部 部門長
原 陽輔
慶應義塾大学卒業。新卒にてリーディングマークへ入社。総合商社・メガバンク・コンサルティングファーム、デベロッパー、等大手企業を中心に採用の支援。採用戦略策定、ブランディング支援、インターンシップ策定、等新卒採用周りを幅広く経験。
株式会社チェンジ Next Learning eXperience ユニット デジタルチーム
松村 篤
教育業界で教材開発に興味を持ち、数学の教材編集を経験。その後、数学講師として教育現場に加え、職員育成にも携わる。現在は株式会社チェンジでKaWaL eLearningや客観診断など、次世代型コンテンツ開発担当者として従事。
株式会社Melon 代表取締役(CEO)
橋本 大佑
外資系投資銀行と資産運用会社でのキャリアの中で、心と感情のセルフマネジメントの必要性を感じ、マインドフルネスなど科学的な裏付けのあるメンタルトレーニングを実践。2019年にエモーショナル・マネジメントを社会実装するために株式会社Melonを設立、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」や法人研修をスタート。現在は大手企業を中心としたビジネスプロフェッショナルの人材育成に注力している。
誠に勝手ながら、今回のセミナーにつきましては、下記に該当する方のご参加をご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
個人情報の取り扱いについて
「ストレスチェックを導入したけれど、その後のフォローが十分にできていない」
「離職者が多く、従業員のメンタルヘルスが気になる」
このようなお悩みを抱えている介護業界の経営者・人事担当者の方も多いのではないでしょうか?
特に、人と真摯に向き合う業務の多い介護業界では、従業員の方に対するケアが必要な場面も増えているかと思います。
このような問題に効率よくアプローチしてくれるのがマインドフルネス。導入することで、従業員の方のストレスを軽減し、休職や退職を防ぐ効果が期待できます。
マインドフルネス研修の効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
MELONは2024年7月30日(火)から8月1日(木)にかけて開催される「CareTEX東京’24【夏】」にてブース出展いたします。
「マインドフルネスをオンラインで実践できるプラットフォーム(セルフケアツール)」
「離職防止・メンタルケアのウェルビーイング研修」
について、大手介護企業を含む豊富な導入事例も交えて詳しくお伝えいたします。
なお、ブースに訪問してくださった方には、セルフケアツールのお試しを1か月間無料でご提供いたします。
開催期間中は、パルスサーベイ×ストレスチェック×課題調査から施策の実行までを伴走するコンサルティングサポートの詳細もご用意し、代表の橋本自らお話を伺いますので、ぜひ【1-6(東4ホール)】までお越しください。
| 展示会名称 | 第1回 CareTEX 東京 ’24【夏】 |
| 会期 | 2024年7月30日(火)〜8月1日(木) 9時30分〜17時00分 |
| 会場 | 東京ビッグサイト 東展示棟 (〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1) |
| 小間番号 | 1-6(東4ホール) |
| 出展社公開ページ | https://summer.caretex.jp/1089 |
事前にご来場のお申し込みを頂きますと、スムーズなご案内が可能です。
来場予約の詳細はこちらをご確認ください。
MELONでは、法人様向けに「マインドフルネス・プログラム」をご提供しています。
医療機関にて復職リワークプログラムとして提供してきたノウハウを活かし、月額定額で従業員の方のストレスケアを行い、高ストレス者の対策、要注意者のメンタルケア予防、プレゼンティーイズムの改善に寄与します(早稲田大学との研究で効果を実証)。
企業の中では高ストレス者に産業医やカウンセリングを紹介する対処療法的な対策が主となっていますが、産業医やカウンセリングが有効に活用されていないのが現状です。
そこで、MELONのプログラムをご提供することで、月額定額の低価格で確実に従業員の方のストレスをケアし、高ストレス者、休職を余儀なくされてしまう方の予防から改善まで対応することができます。
課題やご状況にあわせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。