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について

大変お待たせしました!MELONをスタートしてから、リアルの場にこだわったサロン作りをしてきましたが、いよいよオンライン上にそのサロンが誕生します。

お客様とインストラクター同士が同じマインドフルな時間を共有することで、温かい空気が生まれます。サロンではその温かい空気の中で瞑想を深めてきました。今月からこの空間を日本全国に広げていきます!

今週から一般のお客様にもテスト版を公開します。4/6 〜4/10 は1日1回(9:45~10:15)無料で基本のマインドフルネスのクラスを、4/13からは1日5セッションほど毎日様々なクラスを全て無料でご提供していきます。

無料セッションの受講を希望されるお客様は、下記のフォームから会員登録をして頂けますでしょうか。
https://forms.gle/hpTQnE3ks8gpCgCk6

今、日本全国を不安とストレスが覆っています。私たちは今こそマインドフルネスが力を発揮する瞬間だと考え、より多くの人に広げていくことを決意しました!

応援をよろしくお願い致します!!

MELON代表
橋本 大佑

2020年4月1日にMELONはPR TIMESの企画「April Dream」に賛同し、プレスリリースを発表しました。
プレスリリース全文

新型コロナウイルスにより広がる危機

改めて触れるまでもなく、世界中で危機が広がっている。

かつて世界の人々が自らの身に差し迫った危機をこの規模で同時に体験したことがあっただろうか。
リーマンショックの時は金融市場が引き金となり、実体経済に大きな影響を及ぼした。しかし、自らの命が直接的に脅かされていることを感じることは、ほとんどなかったのではないだろうか。

遡れば、冷戦や第二次世界大戦が現在と似た雰囲気だったのかもしれない。おそらくその当時でも、当事国でない国の人たちや国家のリーダーが自分の命が危険にさらされているという感覚はなかったのではないか。

「3つの密」というウイルス特性

現在、我々が直面しているのは地球レベルかつ個人レベルでの危機である。
新型コロナウイルスの特性が明らかになるにつれ、それに立ち向かう方法も明らかになってきた。

「3つの密」を避ける必要性が周知され、日本ではまだロックダウンまでは指示されていないが外出自粛が求められている。

これを継続することができれば、いずれ感染はピークアウトするのかもしれない。
しかし数ヶ月間にわたり外出禁止を行った場合、経済活動がほぼ停止することになる。これに関しては、一定程度政府がサポートしてくれるだろう。感染さえしなければ、お金が回れば最低限生きていくことはできる。

自粛モードによる「心の健康」の危機

懸念しているのは身体の健康ももちろんだが、私たちの「心の健康」だ。
新型コロナは大きく分けて3つの経路で私たちの心の健康を蝕むだろう。

第一は言わずもがなであるが、感染への恐れがある。
ネットやテレビで感染者数や感染してしまった人々の情報に毎日触れることになった。日に日に増加する感染者数や、日常生活の制約などによりじわじわと不安が押し寄せている。
これだけでもメンタルへの影響はかなり大きい。

第二が経済的な不安だ。
大企業のサラリーマンや公務員は比較的ましかもしれないが、日本の雇用の7割を生み出している中小企業の従業員や経営者、フリーランサーやアルバイトなどの非正規雇用の方達は大きな不安を抱えている。
そして実際に仕事がなくなったりすれば、精神的に非常に大きなダメージを受けてしまう。

第三は人間関係の希薄化や孤立化だ。
人と人との関わりは幸福度と大きな相関性があり、孤独は人間のメンタルを蝕む一番大きな原因の一つとされている。
外出自粛により家で家族と過ごせる人は良いが、一般世帯の35%にあたる単独世帯の方にとっては外で人と会えなくなることのインパクトは大きいのではないだろうか。

「心の健康」の必要性

総じて言えるのは、世界全体で不安とストレスがかつてない規模とスピードで拡大しているということだろう。

心のケアが感染防止や経済対策などに対し、後回しになってしまうのはやむを得ないかもしれない。
しかし、心の問題も早めに対策が必要になってくるだろう。このような、これまでの生活はしばらく戻ってこないだろう状況においてこそ、マインドフルネスが果たす役割は大きくなっていると感じる。

その上で、一つのスキルセットとして自らの心を守るツールとしてマインドフルネスを利用してもらいたい。ほとんどお金もかからないし、いつでもどこでも誰でも使える実践的な方法だ。

今この瞬間に自分が感じている不安や焦り、ぶつけようのない怒りや悲しみ。
これは世界中の人たちが同じように感じている。

これから目を背けるのではなく、その感情を受け取っている自らをただ受容していく。自分の心の中を静かに観察してみる。マインドフルネスで行うのはこれだけだ。
それから同じような不安を感じている家族や友人、同僚にも思いを巡らせてみる。更に世界中の人たちにも。
物理的な繋がりが絶たれている今だからこそ、自分の心の中にある人との繋がりを意識してみよう。孤独を感じていたとしても、それは自分だけではない。

この戦いに最終的に人類が勝利して、再びハグをして桜の下で酒を酌み交わすことができるようになることを切に願っている。

株式会社Melon
橋本 大佑

この週末、外出自粛の要請を受けてご自宅で過ごされている方も多いと思います。マインドフルネスを体験したことがない方も、この機会に少しだけ試してみませんか?

やり方はとっても簡単です。自分の呼吸に意識を向けて、お腹や胸の動き、空気の出入りを感じてみます。しばらくすると違うことを考え始めることに気づくでしょう。それに気づいたらまた優しい気持ちで呼吸に意識を戻します。マインドフルネスは、頭の中の様々な思考や感情に気づいていくことです。雑念は悪いものと考えるのではなく、自分の思考の癖を知らせてくれるサインとして受け取ってみましょう。

4月中にMELONではオンラインのプログラムを開始します。詳細につきましては、またこちらでアップデートさせて頂きます。

MELONのお客様へ

都知事による外出自粛要請を受け、3/26からMELONのスタジオプログラムは当面見合わせることに致しました。スタジオにお越し頂いている皆さまには大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解頂けますと幸いです。

一方でこのような環境ではありますが、マインドフルネスが果たすことができる役割は一層大きくなっていると感じています。ご自宅で不安やストレスを抱えている方を少しでもサポートできるよう、4月からオンラインのプログラムを提供して参ります。クラス数を大幅に増やし、プログラムの種類も増やす予定でいます。皆さまが気軽にマインドフルネスを実践できる場を提供していきますので、楽しみにしていて下さい。

何よりも皆さまの心と身体の健康を願っております。
くれぐれもご自愛ください。

株式会社Melon
橋本 大佑

先日、11年ぶりにラグビー全国大学選手権での優勝を果たした早稲田大学の系列校、早稲田大学高等学院のラグビー部でマインドフルネス・ワークショップを実施しました。高校生向けとしては初めてのプログラム提供となりましたが、選手の皆様はとても集中してセッションを受講してくれました。マインドフルネスが試合や練習ではもちろんのこと、私生活でも役立つものだということをご理解頂けたようです。また質問もたくさん出て、通学の電車の中でも取り入れてみたいとの声も聞かれました。

早稲田大学を優勝へと導いた相良南海夫監督は選手の「気づき」を重視されたとのことです。自分の状態、自分の周りの環境、チームの状態などにまず気づくこと。選手やチームの成長のためには、その最初の一歩が非常に重要だと思います。マインドフルネスは「気づき」のトレーニングとも言われており、それを通じて自己認知能力が高まることが知られています。

MELONではスポーツチームのサポートも行っております。「実力はあるはずなのに、結果がついてこない。」「試合前の心理状態が不安定。」など、メンタル面でのトレーニングに関心がありましたら、お気軽にご連絡を下さい。

米国メディテーション市場視察 Part 5

NYの視察後、トランジットのために再度半日だけLAに戻ってきたのでDEN Meditationを訪問できた。ネットで見た通り内装はいかにもLAっぽいデザインだ。レンガの壁や木製の家具のブラウンを基調としたデザインのなかに東洋のスピリチュアリティが不思議とマッチしていて、全体的に照明が落としてある。今回の視察で見た中では一番内装に凝ったスタジオだったのではないだろうか。

クリスマス後の平日夕方のクラスかつ指導者養成クラスを卒業したばかりの若葉マークのインストラクターの担当だったためか参加者は3名のみ。ちなみにこのクラスだけ料金は破格の5ドルだ。内容はいたってスタンダードな呼吸瞑想で宗教色は全くなく、普通のマインドフルネス瞑想のガイドと同様だったが、このスタジオではマインドフルネスという言葉をあまり使っていないようだった。終了後インストラクターと少し話すことができたので、自己紹介をして日本でメディテーションスタジオを運営していることや今回の視察のことを話す。好奇心旺盛でフレンドリーなアジア系の男性だったが、今回の視察から何が得られたのかなど色々質問してくれて、日本に遊びにくる時には連絡をくれると言っていた。

L Aでのトランジットの半日にもう一箇所スタジオを訪問した。急遽決めたため下調べは一切していなかったが、なかなか刺激的な体験ができた。Mystic Journey Yogaというそのスタジオはベニスビーチの近くにあり、お店の半分はクリスタルやアートを販売しているスタイルだ。こちらのスピリチュアル感は前述したBe Crystal Clearの雰囲気にも似ていた。

受講したのはDeep Kundalini Meditationというクラスで、ウェブサイト上の説明によると呼吸法の練習をすることで深い瞑想に入ることができるという。クラスの直前にお店に入ってきたそのインストラクターの第一印象は女版ヒクソン・グレイシーといったところだ。(ご存知ない方のために、ヒクソンは400戦無敗と言われる伝説の格闘家です。)小麦色に焼けた筋肉隆々の肉体にキャップとサングラスがよく似合う。トライアスリートかUFCの選手と言われたら普通に信じたであろう。しかし非常にフレンドリーだったその女性がスタジオで豹変することをこの時はまだ知らない・・・。

400戦無敗の男、ヒクソン・グレイシー

参加者は自分以外には若い女性が2名だけで、1人はクンダリーニの経験があるという。自分はその人とインストラクターの両方が視界に入る位置にマットを敷いた。最初にこのクラスで唱えるマントラの説明があり、かなりドスの効いた声でマントラを唱え始める。自分はまだマントラに慣れていないのでちょっとドキドキしてしまう。クラスは既にこれまでの視察で練習をしてきた片鼻呼吸からスタートだ。ただし鼻の穴の押さえ方がこれまで練習した方法と違いガイドも聞き取りにくいため、目を閉じるように言われていたが目を開けて前にいる2人を確認していた。すると目を閉じているように見えるインストラクターから目を開けないようにと強い口調で注意される。見えてはいないだろうと思って気にしていなかったが、すぐに「目を閉じてサードアイ(第三の目)に集中しなさい!!」と指導が入る。「サードアイ!?」下調べをしてから来るべきだったと後悔しつつ、薄めを開けながらも呼吸に集中しようとするが、「サードアイ」が気になって仕方がない。このインストラクターは目を閉じてるのになぜ自分が目を開けているのが分かったのだろうか、まさかサードアイで観察しているのか、など邪念が消えず呼吸に集中できない。そうこうしているうちに次の呼吸法に移っていく。速いテンポで腹式呼吸を繰り返すそれはまさにヒクソン・グレイシーが取り入れていた「火の呼吸」だ。知識として知ってはいたが実際にやってみるとかなり難しい。横隔膜が疲れてしまい速いテンポが維持できないのだ。女版ヒクソンを薄目で確認するといとも簡単に続けている。さすがはヒクソン、サードアイも開いていて火の呼吸もマスターしている。本当に親戚なのではないだろうか?などとまた余計な邪念が頭を渦巻きつつも、呼吸法のせいかだんだん不思議な感覚になっていく。

60分のクラスであったが瞑想というより呼吸法で40分程度が経過したようだ。ここから瞑想に入っていく。呼吸法によって意識レベルが変容しているのか、確かにいつもと違った感覚がある。(緊張感漂う呼吸法が終わった安心感もあるが)座位の瞑想を終え、仰向けに横たわる頃にはかなり深い瞑想ができた。最後に何やら長いマントラを唱えてもらいクラスは終了。クラスが終わると女版ヒクソンはまたフレンドリーなカリフォルニア女子に戻っていた。色々聞いてみたいことはあったのだが、ちょっと躊躇してしまいお礼を言いスタジオを失礼した。

長くなってしまったが、以上で今回の視察を終えた。多くの学びがあったが、まとめとしてメモしておく。

・ (おそらくある程度昔から)米国における東洋のスピリチュアリティに対する姿勢は寛容で、ヨガや瞑想に対する興味を持っている層はかなり存在している
・ ヨガは既にメジャーになりつつあり、まだ市場としては伸びそうな印象。他にもピラティスやパーソナルジムなどの新しいエクササイズ系サービスを多く見かけた
・ 宗教色が薄い瞑想に特化したスタジオはまだ少なく、訪問したスタジオでもお客さんはヨガほど多くはない
・ ヨガも瞑想もプログラムの種類が多くそれぞれ個性がある
・ 全体として宗教性やスピリチュアリティを抑えた新しいスタジオの方がお客さんが入っている。スタジオの内装や世界観は個性豊かでこだわりを感じさせるところが多い
・ ヨガも瞑想も女性のお客さんが8割程度だが年齢層は幅広い

今回の視察で多くのヒントや気づきがあり、もともと持っていた店舗のイメージもある程度リアルになってきた。どのような形態のメディテーションスタジオであれば日本で受け入れられるのか更にブラッシュアップしていきたい。

米国メディテーション市場視察 Part 4

次のスタジオはHumming Puppyというヨガスタジオだ。ウェブサイトの世界観や口コミでの高評価に期待感を持ってきたが、店舗が2階にあるため、またも入り口がシャビーだ。(NYでは既に慣れてきた)やはり1階の路面店では家賃が高すぎて採算が取れないのであろう。集客とブランディングはウェブで行うと割り切っている感がある。ヨガは既にかなり普及してきたため、新規開拓をしなくても顕在化している需要をネットを通じて汲み取れているのかもしれない。一方でメディテーションはヨガほど普及しておらず、新規層にどのようにアプローチするかは課題である。人通りが多い路面店を設けることができれば、まだニーズが顕在化していない層にも訴求できるのであろうが、採算が取れるようになるまで時間はかかるかもしれない。いずれにしてもHumming Puppyはウェブでの集客に成功しているようだ。

エントランスはもはや何屋なのか全く分からない。
からのギャップ萌え。

無機質なエントランスを入るとラグジュアリー・ブティックホテルのロビーのような空間である。ハーブティーを自由に飲めるようになっていて、次のクラスを待っているお客さんもリラックスしているようだ。スタジオもブラックを基調にしたミニマルなデザインで素敵だったが、更に驚いたのは稼働率である。クリスマスの午後2時のクラスだったが30名ほどのマットの8割は埋まっていた。こちらでも女性が8割という印象。ヨガは特に呼吸を意識させるフローヨガで、瞑想から始まりオームを唱えて終わるトラディショナルなものだ。ちなみに今回訪れたほとんどのヨガスタジオでオームを唱えていた。(例のオウムとは関係ないが)宗教色を感じる人もいるので日本のメジャーなヨガスタジオでは取り入れていないところも多いと思う。やはり米国では宗教的なものやスピリチュアリティに対する姿勢が寛容なのであろう。またBGMは意識しないと気付かない程度の重低音のアンビエントミュージックで、スタジオの重厚なイメージにマッチしており、ここにもこだわりを感じた。

この日最後に向かったのはReCOVERという最新のウェルネス機器を体験できる施設だ。こちらもビルの上にあり、看板も出ていないため入り口は極めて分かりにくい。ビルの1階でインターホンを押して鍵を開けてもらい小さなエレベーターに乗り込む。

ここまでのカスタマーエクスペリエンスとしてはかなりイマイチだったが、入り口を開けると意外とそれっぽい雰囲気だ。受付に1人女性がいて、お客さんは誰もいない。予約していたNuCalmという機器を体験してみる。この女性の説明によると20分の仮眠が2時間の睡眠に匹敵する効果になるという。首に何やらクリームを塗り、電極のようなものを2つ取り付ける。ノイズキャンセリング付きのヘッドホンとアイマスクをして準備完了。

ヘッドホンからはいかにもリラックスさせてくれそうな音楽が流れている。そこそこ大きい音量のため半分覚醒しているような状態ではあるが、ヨガの疲れもあり比較的すぐ寝てしまったように感じる。終了すると確かにスッキリはしたが、普通の昼寝との違いは正直わからなかった。他にも赤外線サウナや酸素カプセルのようなものなど色々あって気になったので、今度はそちらを体験してみたい。(ちなみにNuCalmの仕組みを後から調べたところ、てんかんの治療などに用いられる経皮迷走神経刺激療法という技術が使われているらしい。)このお店でN Yの視察は終了した。(Part 6に続く)

赤外線サウナ。効果を期待させるデザイン。
サイヤ人が乗っていそう。

米国メディテーション市場視察 Part 3

翌日はクリスマスだが、メディテーションとヨガのフルコースだ。午前中は前回の視察時にも訪れたグリニッジのMNDFLというメディテーションスタジオでEmotionというクラスを受講。

1階路面店と見せかけ実は半地下

インストラクターのDanさんは心理学にも詳しく、自分の感情とどのように付き合っていくかというテーマで簡単な説明と瞑想の実践をガイドしてくれた。その中で心理学の世界でも有名なアイオワ・ギャンブリング・タスクと呼ばれる実験も紹介してくれた。これは自分の情動や意思決定が認識できるようになる前に、脳と身体は無意識下でその反応や判断を行なっているという内容の実験で、とても面白いので興味のある方は調べて欲しい。参加人数は5名で自分以外は女性で、全員瞑想の経験はあるようだ。30分のクラスだったがとても内容の濃い充実したセッションだった。やはりインストラクターの知識と経験はとても大切と感じる。

気持ちの良い空間

次のクラスにはもう少し人数は集まっていたようなので、休日は午後の方が稼働率が高いのかもしれない。前回も感じたが、このスタジオの雰囲気は落ち着いていて、お客さん、店員さん、インストラクターの距離が近くて安心できる空気だ。自社のスタジオを開設する際には参考にしたい。

「呼吸は最高の贈り物」

次に向かったのはInscapeというメディテーションスタジオだ。こちらも前回も来たが、ドーム型のスタジオが印象的で少しミステリアスな雰囲気がある。ここではWater – Deep Soundというクラスを受講した。ドームの中にクッションが置いてありそこに横たわる。音声ガイダンスで呼吸を整えた後は、さまざまな水の音(雨、川、波など)と音楽に意識を集中していく。音響にこだわりがあると謳っているだけあり、重低音から繊細な音まで体全体で音が感じられ気持ちが良い。

ミステリアスでカッコいいスタジオ

寝ても良いけどイビキをかいたら起こしますよと言われていたので寝落ちないように気をつけていたが、いつの間にか寝ていたらしく、あっという間の35分間であった。マッサージと同じで、気持ち良くても完全に寝てしまったら満足度が下がってしまう問題がないか気になる。こちらのセッションの参加者は7名ほどで自分以外は女性。前回との比較ではラウンジのデザインの怪しさがなくなって、観葉植物が増えカジュアルな雰囲気になっていた。その効果もあるのか女性のお客さんが増えている感覚がある。相変わらずロビーは物販スペースが大きくとられてあり、マテリアリズム・資本主義臭は強めだ。笑

Before
After

ここで余談になるが、行きの飛行機で観た映画を思い出したので紹介しておく。「アドアストラ」というブラピが主演のSFで、遠くの惑星で危機が迫っていて人類を救うべく旅に出る系の映画で、それ自体はよくあるテーマだ。映画の内容はさておき、そこで描かれる宇宙飛行士の健康状態のチェック時に、必ずAIに自分の心理状態を報告するシーンがあり興味深かった。また主人公が自分の精神状態と脈拍をコントロールできるという点も関連して、(良くも悪くも)マインドフルネスや心のコントロールがテーマとして注目されている気がした。また映画には宇宙を長期間にわたり旅する宇宙飛行士の心の健康を維持するため、安息室という部屋が出てくる。(ちょうど前述したWoom Centernに似ている。)音楽と壁全体に投影されるさまざまな自然の風景でリラックスできる環境が整えられている空間だが、宇宙の無機質でデジタルな世界観とのギャップに違和感も感じられた。(意図的にそう描いているのかは不明ですが。)なかなか言葉でうまく説明できないのだが、テクノロジーで心をコントロールしていくことが可能になるブレインテックやトランステックの世界が遠からずやってくることに複雑な心境になる。テクノロジーの進化それ自体に良いも悪いもない。またそれを人間にとってネガティブなものの解消に使われるのも良いことだ。しかし本来ストレスが少ない環境が人間にとっては幸せであるはずなのに、それを目指さずにマインドフルネスを使って人類のストレス耐性を上げる方向に向かっていくことには、マインドフルネス界の一部でも危険性が指摘されている。このテーマに関しては長くなりそうなので、また別の機会に考察してみたい。(Part 5に続く)

米国メディテーション市場視察 Part 2

クリスマスイブの日はちょうど移動日で夜8時過ぎにNYのホテルに到着。極寒も覚悟していたものの、日本より少し寒い程度で安心した。お一人様クリスマスディナーの後はSmallsというジャズクラブに行く。ここはNYに来るたびに訪れるお気に入りの場所の一つだ。最前列で気持ちよく曲を聴いていると、まだ時差ぼけもあるのか気づいたらウトウトしていた。さすがにアーティストの方に失礼と思い早めにホテルに引き上げる。

大好きなジャズクラブSmalls

翌日は午前中からヨガのクラスを2つ予約していた。最初に訪問したのはSacred Sound Yogaという比較的小さなヨガスタジオで、偶然にもその日は日本人のインストラクターだった。野澤さんというその女性はもともとバレエをやっており、今ではバレエとヨガのインストラクターをお仕事とされているそうだ。もう15年ほどN Yにいるので生粋のニューヨーカーとしてローカルに溶け込んでいる姿が格好良かった。自分自身も15年ほど前からヨガはやっているのであるが、最近はめっきり足が遠のいているため、かなりヘトヘトになってしまう。そのスタジオはリノベーションをしている最中で、来年からはホットヨガのスタジオに生まれ変わるそうだ。LAにもホットヨガのスタジオを見たが、調べるとNYでもけっこう流行っているようだ。この日のクラスは自分以外には女性が4名と男性が1名だった。こちらでも少し年配の方が多い。野澤さんとは連絡先を交換し、これからも情報交換をさせて欲しいとお願いしておいた。

次に向かったのはWoom Centerというヨガスタジオだ。ウェブサイトの写真からオシャレ感が漂っていたのでとても楽しみにしていた。到着すると予想外に小さなエントランスの前で女性が2人待っている。開始10分前なのに鍵が空いていないようだ。そうこうするうちに8名程が集まり始めたが、みんな慣れている様子で待っている。5分前にやっと扉が開き、長髪を束ねたいかにもなヨガインストラクターのお兄ちゃんが受付をしてくれた。

看板が出てなければ素通りしそう
カフェっぽいロビー

ロビーの内装は外から見たよりだいぶ良い雰囲気で、テイストは以前に訪問したMNDFLにも似ている。ここはスタジオが特徴的で、プロジェクターで四方の壁に画像が映し出され、音にもかなりこだわっているようだ。驚いたのはクリスマスのランチタイムにもかかわらず、25名分ほどのマットが全て埋まっていたことである。ここも女性が8割ほどで、比較的若いお客さんが多めの印象だ。プログラムも特徴的で、ほとんど休憩なしで変化していく音楽と画像の中で動き続ける。普段からかなり体は動かしている方だが、2本連続でしっかりしたヨガのプログラムを受けた事はなかったので、けっこう疲れてしまった。他のお客さんも同様のようだが、皆さん動きを既に覚えていたのでリピーターが多いようだ。これだけクラスが埋まると事業としては成功しているのだろう。

よく見ると天井にプロジェクターがたくさん付いている

この日の午後はもう一箇所だけ行ってみたかったところに足を伸ばした。Three Jewelsという仏教系のNPOのヨガ・メディテーションスタジオ兼カフェだ。スケジュールを確認したところもう年内の営業は終了していたのだが、せっかくだから外見だけでも見ておきたいと思って伺う。外から写真を撮って中を覗き込むと、白髭のおじさんが鍵を開けてくれた。

センスの良い外観

とてもフレンドリーな方で、どこから来たのか、誰かから紹介されたのかなど色々聞いてくる。事情を説明して中を見学して良いか聞くと、もちろんとスタジオを案内してくれた。入り口を入ると完全にカフェと見違えるオシャレな空間だ。リノベーション中でごちゃごちゃしていたが、雰囲気は伝わってくる。奥のスタジオには4、5名ほどの若者がペンキを塗ったり、床を直したりしている。聞くと全員ボランティアでクリスマスにもかかわらず働いているという。皆さん仲良しそうで、オーナーさんの人柄もあってこの場の空気を柔らかいものにしている。

カフェエリア

スタジオのプログラムはほとんどボランティアによる提供だそうだ。今のリノベーションは宗教色をなくして、よりオープンでカジュアルな場にすることが目的だそうだが、もともとのデザインも普通にオシャレで素敵だった。日本でも同じようなスタジオを作るつもりだと伝えると、何かあったら相談してくれと言ってくれ、インスタに上げるから自撮りをしようと言われる。とにかくめちゃくちゃ気の良いおじさんだ。帰りにキーホルダーやらシールやらお土産を頂き、インスタの連絡先を交換して失礼した。NYに来たらまた行きたい場所が一つ増えた。(Part 4に続く)

仏教徒のHectorさんと