メ活のススメ

 突然ですが「サ活」という言葉をご存知でしょうか?この数年でちょくちょく耳にするようになった言葉ですが、これが意味するのは「サウナ活動」です。今さらサウナ?と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、確かに私の周りでもサ活に打ち込む友人が徐々に増えてきているような気がします。このようにサ活に打ち込んでいる人々は「サウナー」と呼ばれており、かく言う私も実はにわかサウナーの一人です。サウナーを虜にしているのは、サウナと水風呂を交互に繰り返していくうちにに訪れる「整い」の境地。正しくサ活を完了すると「整った」状態に心身を持っていけると言われています。

 その効果やメカニズムについて調べてみると、科学的根拠がどこまであるのか不明なものの、交互浴によって自律神経が正常化されるということや、血行の改善による老廃物の除去、HSP(ヒートショックプロテイン)というタンパク質が生まれることにより細胞の再生を活性化するなどという解説がなされています。このようにサウナの効果については、主に身体的な影響が注目されているようです。

 ここからは私個人の感想なのですが、実はサウナーを虜にしている「整った」状態というのはマインドフルネス瞑想後の状態に近いのではないかなと感じています。というのは、サウナにおける交互浴は極端に高い室温のサウナと極端に低い水風呂を行き来するため、否が応でもその皮膚感覚や身体の状態に意識が集中するからです。個人的な感覚では、その間にゆっくり考え事をする余裕はほとんどありません。サ活中は意識が思考ではなく、感覚に向けて研ぎ澄まされていると言えるのではないでしょうか。結果として、30分のサ活は30分のマインドフルネス瞑想に近い効果をもたらしている可能性はありそうです。

 そこで私が提案したいのは「メ活」です。サウナに行かずとも、いつでも、どこでも、だれでも手に入れることができる「整い」。それは「メディテーション活動」を通じて得ることができます。近年、見直されているサウナの効果と同じように、瞑想の効果も再発見されてきています。「メ活」してみませんか?